2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418B15)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
共同菜園場 研修会の様子 配属先の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

副大統領府

2)配属機関名(日本語)

連帯プログラム

3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は国民の生活向上と、社会全体の繁栄のための開発モデルをデザインする政府機関である。配属先の目標は①貧困家庭の食糧の確保や、現金収入の増加、健康と教育に対するアクセスを保証すること、②省庁間のパートナーシップや民間連携を通して、各種のサービスを行き届かせ、収入向上や福利厚生の充実を図ることであり、貧しい家庭に対して、様々な支援を行っている。その支援のプロジェクトの立上げにあたりSICAの協力、また現在はKOICAやオーストラリアのボランティアを受け入れている。年間予算は297万USドル。https://progresandoconsolidaridad.gob.do/

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は貧しい家庭の自立や現金収入の増加を目的として、各種の支援プロジェクトを行っており、その一つとして2017年から有機野菜栽培のグループ支援を行っている。国内3地域、10のコミュニティに共同菜園を設け、レタスやピーマン、トマト、ニンジン、キャベツ、葉菜等をグループで栽培している。気温が高く、降水量も比較的多い地域であるが、遮光ネットや有機コンポストを活用している。コミュニティグループのメンバーは野菜栽培のプロではないため、栽培に関する知識や技術の不足が問題として挙げられる。コミュニティを定期的に訪問してグループに技術指導・支援を行う必要があり、今回の要請に至った。首都にある配属先を拠点とし、カウンターパートとともに週に3~4回各コミュニティを訪問する。野菜の生産性向上や、品質改善に向けた支援を行い、生産者の収入向上を目指す。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

カウンターパートと協力して、以下の活動を行うことが求められます。
①コミュニティの野菜栽培の状況を把握し、栽培方法の改善に対する助言を行う。
②野菜苗の育成に関して技術的指導・助言を行う。
③コミュニティの生産者に対して、有機肥料の作成・使用方法や、病害虫の防除に関する研修会を計画し、実施する。
④ミミズコンポストを活用した栽培の可能性について検討し、助言する。
⑤コミュニティで実施されるイベント等に参加する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プロジェクター、机、いす

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:50代男性、農業技術者、農業・森林分野実務経験10年以上
生産者グループ:10コミュニティ、約350人が対象
プロジェクト担当部署:計11名(男性8名、女性3名)

支援地域:エル・セイボ県、アト・マジョ-ル県、モンテ・プラタ県

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:技術的な支援が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

首都ではインターネット・電気・水道などのインフラサービスはひととおりあるが、常時安定しているわけではない。野菜の生産者グループが住む地方への出張が予想されるため、体力に自信がある方が望ましい。