2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418B19)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
C104 果樹栽培
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
接ぎ木の様子 苗木 配属先外観

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

農牧林研究庁

3)任地( ペラビア県バニ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は農業省傘下の、農牧林業の研究機関であり、国内に複数の研究所及びセンターを持つ。農業システムや技術の発展・普及を通じて、ドミニカ共和国内の農牧林業の生産性を高め、生産品質や安全性を確保し、市場における競争力を向上させ、ひいては国全体における経済力向上に寄与することを目的としている。年間予算は約428万USD。近年では病害虫対策SV(27-2次隊)や野菜栽培SV(24-2次隊)のボランティアが他の研究所で活動を行った。
http://www.idiaf.gov.do/

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先はドミニカ共和国内で最大のマンゴー生産地として有名なバニ市にあり、果樹に特化した研究所である。活動先の圃場では、約25種類のマンゴーの他、4種類のグァバ、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、ライチ、かんきつ類、アボガド等を栽培している。研究所にある3棟の育苗ハウスでは接ぎ木により推奨品種の苗木を育成し、生産者に販売している。また欧米市場に対するマンゴー輸出量の増加に向けて、マンゴー生産者グループに対して技術支援を行っている。上記市場で需要の高い優良品種の輸出量増加のため、生産技術の向上を必要としている。また、国内のマンゴー栽培において、アザミウマ等の害虫や、雨量に関わってベト病やタンソ病の発生も見られており、防除に向けた知識や技術指導が必要とされており、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

①同僚と協力して、果樹苗木の育成支援のため、接木や栽培方法の改善に向けて助言を行う。
②研究所や生産者に対して、果樹栽培の知識向上・技術改善に向けて、研修会や訪問指導を行う。
③国内で被害を及ぼしている病害虫について、関係者と協力して防除法を特定し、農業技術者や生産者に対して研修会や訪問指導を行う。
なお現在栽培しているマンゴー品種として、輸出向けにTommy Atkins, Keitt, Palmer, Madame Frances, Haden等の栽培を推奨している。また、その他に主な品種としてKent, Mingolo, Banilejo, Gota de Oro等がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

苗木栽培ハウス(各1000平方メートル程度の広さ、遮光ネットで覆われている)、温室、パソコン、プリンター、机、イス

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:40代男性(農学修士)、実務経験18年
研究所スタッフ:計35名(うち、9名は農業技術者)
地域の果物生産者:約30名
マンゴー生産者グループ


5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

首都ではインターネット・電気・水道などのインフラサービスはひととおりあるが、常時安定しているわけではない。