要請番号(JL22419B04)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
サントドミンゴ市役所
3)任地( サントドミンゴ県サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
140万人以上の人口を抱えるサントドミンゴ首都特別区において、市役所の業務は、都市計画、公共施設保護・保全、コミュニティ開発、都市交通、都市清掃、環境管理、都市建物管理、文化遺産保護、市警察、墓地整備・管理など多岐にわたる。職員数は約5,000名で年間予算は、9,300万米ドル。JICAは過去に廃棄物処理の技術協力プロジェクトを実施、数名の海外協力隊を派遣している。同市役所は草の根無償資金協力でごみ収集車の供与を受けている他、世界保健機構、米国開発庁等からの国際援助や、NGOを含む国内機関からの支援もある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サントドミンゴ市役所の環境管理課では、これまでJICAが実施してきた協力により、環境管理の技術や能力は向上してきた。一方で現状として、観光客も多く訪れる同市の観光スポットが、市民の意識の低さにより、その景観を損なうほど汚染されている。同課の最重要課題は、同市内にある自然資源を有効利用するため、環境教育を通して住民の意識改革をすることである。現在、同課が市内の公園、海岸沿い、ユネスコ世界文化遺産に指定されている植民都市(旧市街地地区:ソナ・コロニアル)にある要塞跡等に焦点を当てて、地域住民への廃棄物処理に関する啓発活動、植林運動、海岸清掃作戦、教育施設訪問を実施中である。この度、それらの活動に関する質・効率を改善するために、海外協力隊の支援が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先と共に現在実施中の環境教育活動を評価し、改善に向けての助言をする。
2.配属先の環境教育チームと共に地域住民団体、教育施設、学校を訪問し、同チームが実施する研修を支援する。
3.気候変動対策に関する講習用パネルなどの製作を支援する。
4.環境管理課の担当職員と共に環境教育とそれに関連する課題について業務調整する。
5.可能であれば、環境管理に関する都市計画作成面での支援ができればさらに良い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所機器一般、コンピュータ、プリンター、コピー機、机、いす。空気汚染計器、騒音計測器、ドローン。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:2名、1名は女性30代、マーケティング専攻。もう1名は男性60代、心理学専攻。それ以外に環境管理課には男性6名、女性7名が在籍する。
活動対象者:2019年1月から3月までの地域住民団体、学校など、対象者約700名。今後も、活動実施対象者は同程度(約240名/1か月)で推移する予定。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の多くが大卒のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた知識が必須
[参考情報]:
・ボランティア、教育等の活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)