2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22419B05)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サロメ・ウレーニャ教員養成学校エミリオ・プルドン校

3)任地( サンティアゴ県サンティアゴ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国教育省は国内6か所に教員養成校を配置し、教員を志望する学生に対して無償かつ質の高い教育サービスを提供しており、国内現職教員の約25%は同養成校の卒業生である。配属先は国内第二の都市サンティアゴに位置し、教職員113名、約430名の学生を擁する。配属先は国語(スペイン語)、数学、理科、社会科学、社会教育、科学技術、教育実習の7学科で構成され、年間予算は1,450万米ドル。これまで9名の小学校教育及び理数科教師の海外協力隊が派遣されたほか、現在、本要請の前任者となるSVが活動中(2020年3月まで)。この他、ベネズエラやスペイン等から中等教育の外部講師を受け入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国教育省が2018年に国内5千校の小学6年生を対象に実施した基礎教科(算数、国語、理科、社会科学)の実力テストにおいて、算数は60%以上が基礎的なレベルであり、満足できるレベルに至っては4%に留まるなど、他教科の結果と比較しても深刻な状況であることが判明した。この状況を受け、教員養成校は教育省と連携し、国内の小学校11校を学力強化校に指定し、2019年から本格的に学力強化に取り組む計画を立てている。配属先学生の教育実習先である2校も強化校となっているため、海外協力隊には本計画への協力が求められている。
また、現在活動中のシニア隊員は、数学科の教員の授業支援及び教育実習生(算数)への指導に注力した活動を展開しているため、同活動を継続、発展することも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.数学科の学生に対し、算数の教授法などニーズに沿った講義を実施する。
2.数学科の教員と算数の教授法に関する研修会を定期的に実施し、お互いのスキルアップに貢献する。
3.教育実習に同行して、学生に適切な助言を行ったり、個別指導を行う。
4.強化校を訪問し、現状を把握するとともに、同校教員の指導力向上に資する支援を行う。
5.日本文化普及に資する活動も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机、教材、消耗品、インターネット環境、図書館等
現在、本校舎改修中につき、郊外の大学校舎を利用中。2022年から新校舎利用予定。

4)配属先同僚及び活動対象者

教育実習科主任(30代女性、経験年数30年)
教育実習担当教員(30代女性、数学学士、言語学修士、経験年数18年)、他教員4名
数学科主任(40代男性、数学修士、経験年数24年、JICA本邦研修員2013年初等教育における教員の授業実践能力の向上コース参加)、他教員7名
活動対象者:学生430名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:活動に必要なため

[参考情報]:

 ・数学の指導もできればなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

URL:http://www.isfodosu.edu.do/