要請番号(JL22419B14)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
パドレ・ビリーニ精神科リハビリセンター
3)任地( サント・ドミンゴ県ペドロ・ブランド市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のある建物は国内唯一の精神科病院として約60年の実績があり、2016年からは精神科リハビリセンターとして機能している。主に統合失調症や急性期の精神疾患の患者に対し、リハビリを通じ精神機能の向上と対人関係能力の改善を促し、生活の質を高め、自立と社会復帰促進を目指している。
現状、精神科リハビリセンターは国内に3箇所しかなく、うち2か所は地方にあるため、配属先は首都圏を中心とした最大規模の地域の患者に対応している。職員約230名、年間予算は約5万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、身寄りのない、または、重度の精神疾患により長期で滞在する患者約90名に対して、精神科医、心理士、看護師、理学及び作業療法士が医療チームを形成し、連携しながら個々の患者に適したリハビリテーションを行っている。配属先の作業療法士は経験年数27年のベテランであるが、精神疾患を持つ患者への臨床経験・知識は乏しい。更に作業療法士から治療指示を受け実際にリハビリを行う介助者は作業療法士免許を持っていない。配属先では現在、安定期と適応期により患者の居住棟を区別し、手工芸・芸術・運動・生活的な側面から作業治療を行ってきているが、より的確な評価方法及び治療計画を作成するためには、関係者の能力向上が必須であり、医療チームの一員として活動できるJICA海外協力隊が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.作業療法士CPと協働しながら配属先の医療チームに協力し、患者個々に適したリハビリ計画の作成に関する助言を行う。
2.作業療法士及び介助者に対し、能力向上に資する勉強会や講習会を実施する。
3.配属先が行う手工芸、芸術、運動、生活面の治療への参画
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
入居棟、リハビリ棟等、施設全般
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先職員232名
医療部リハビリテーション科40名
作業療法士CP(50代女性、実務経験27年、うち精神疾患経験2年)
介助者25名(経験3年弱)
長期滞在患者(18歳~60歳)約90名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ボランティアの住居はホームステイもしくは、配属先内の居室となる。