2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22718A04)
募集終了

国名
エルサルバドル
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

総務省

2)配属機関名(日本語)

NGOテレトン基金
NGO

3)任地( ラ・リベルタ県アンティグア・クスカトラン市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1987年に設立したNGOである。毎年テレトン(テレビ、ラジオ、新聞等を介したチャリティ事業)の実施により活動資金を確保し、リハビリテーション施設建設や医療機材整備を行っている。現在では本部を含め、国内3か所(西部ソンソナテ市、中部サンビセンテ市)を拠点にリハビリ施設を運営、管理している。職員数は150名、年間約1万3千人の障害者に対し、医師の治療やソーシャルワーカーの面談のもと、作業療法、理学療法、言語聴覚療法、心理療法、義肢装具の作製、各種支援や社会復帰プログラムを提供している。JICAボランティアは理学療法士(2016年3月まで)、作業療法士(2017年1月まで)が活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は予約制の外来リハビリテーションセンターで、治療は全て無料である。当国では首都にある大学に付属する講座で言語聴覚士の業務や役割について学び、修了証を取得することはできるが、専門の資格が存在しない。そのため、配属先の言語聴覚科では理学療法士が担当しており、現在6名が年間1万件を超える治療を行っている。対象患者は脳血管障害、交通事故による頭部外傷、脳性麻痺による言語障害など、小児から成人まで幅広い。現状では同僚の専門技術や知識が十分ではなく、確立された治療方法が共有されていない。また教材はある程度充実しているものの、使い方に不安を感じている。そのため、専門的な指導を受けたいとしてボランティアの要請に至った。同僚が経験と実践を通して技術を身に付けられるよう、臨床におけるアドバイス、計画や評価の手法に関する勉強会、症例検討会などの実施が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚に対し、以下の活動を行う。
1.同僚の治療場面(小児~成人)に同席し、包括的な技術支援と助言を行う。
2.症例検討会を実施し、評価法の確認、臨床上の問題点を共有する場を設ける。
3.技術と知識向上のための勉強会を実施する。

余力があれば国内に2か所ある配属先関連施設の言語聴覚担当にも上記1~3を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ボランティア執務用机

4)配属先同僚及び活動対象者

語聴覚士(理学療法士が兼任):6名(20代-40代)、全員女性
医師(リハビリテーション専門):9名
小児~成人(主な疾患:脳血管障害、交通事故による頭部外傷、脳性麻痺による言語障害など)
国内支部2か所の言語聴覚担当:4名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚に対する指導が必要なため?

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

原則として住居はホームステイ。