2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22718B03)
募集終了

国名
エルサルバドル
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
TYPE-A
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

総務省

2)配属機関名(日本語)

ロス・アンヘリート障害児童父母の会
NGO

3)任地( チャラテナンゴ県チャラテナンゴ市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本配属先は、障害を抱える児童家族によって相互援助を目的に2004年に発足した。当初、65家族から始まった会は、現在では5県約700家族から構成されるまでとなった。主な活動としては障害者への理学療法、作業療法、言語療法などの施術と、地域巡回を行っている。地域巡回では、Community Based Rehabilitation(CBR)の概念を基本に、周辺地区5箇所において、各地区の民生委員とセラピストが連携し訪問治療を行う。その他、教育支援、就労支援、またスポーツイベントも開催。外国からの援助は、スイスとドイツからの資金援助とボランティア受入実績を持つ。

【要請概要】

1)要請理由・背景

対象者の障害は、身体障害では肢体不自由、知的・発達障害では、知的障害、ダウン症、自閉症、脳性まひなどで、クライアントの年齢に関係なく対応するが、学齢期から20代の者が多い。身体障害者には、内戦時の負傷をきっかけに障害を抱えた者も存在する。当国では、作業療法士の資格取得課程が存在せず、理学療法士の課程を修了すると、作業療法の提供も可能となる。障害者への対応として機能訓練など作業療法の知識が必要となるが、スタッフの多くは理学療法士であり、各自の経験から機能訓練などを行っている。当配属先は、作業療法の専門知識を持った人材を必要としており、今回の要請となった。尚、本配属先は基本的に全5名と少数のスタッフで運営されているため、ボランティアはスタッフのひとりとして活動を行う。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚スタッフとともに、以下の活動を行う。
1. リハビリセンターにて、主に機能訓練など各クライアントの必要性に応じた作業療法を提供する。
2. 週3回実施されている地域巡回に同行し、訪問リハビリを行う。
3. 週3回実施されている障害者向け創作活動ワークショップにおいて、ハンドクラフトなど製作にかかる支援を行う。
4. 民生委員や障害者をもつ家族に対して、クライアントの対応に関する講習会を開催する。例えば、生活訓練に必要な器具で、廃品リサイクルで用意できるものの紹介などを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

バランスボール、各種おもちゃ、歩行用平行棒、療法用粘土、車いす、創作活動用機材(万力、オーブントースター、大工用具、ビーズ、塗料など)

4)配属先同僚及び活動対象者

理学療法士(女性3名、うち1人はスイス人)
ソーシャルワーカー(20代男性)
教育支援担当(20代女性・教員資格取得者)
民生委員11名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の要請による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

原則として住居はホームステイ。
乾期である1月~4月ごろ、不定期に断水となる。