要請番号(JL22718B14)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ペルキン保健所
3)任地( モラサン県ペルキン市 ) JICA事務所の所在地( サンサルバドル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は内科、産婦人科、小児科、理学療法科等を有する国営の保健所であり、緊急対応を含む治療サービス、予防接種、母子保健サービスなどを提供している。同配属先は、保健所の他にアメリカ政府によって建設された妊産婦待機宿泊施設を併設しており、そこでは出産間近の妊婦に対して宿泊サービスを提供するほか、母親学級の開催、ハイリスク妊婦の管理、家族計画指導が行われている。同配属先は、2016年3月まで協力隊員(理学療法士)が3代活動を行っていた。また2013年には日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金協力により、理学療法科を含む施設増設及びリハビリ器具の供与を受けた実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
地域における妊娠・出産・家族計画全般に協力を得たいとしてボランティアが要請された。配属先への妊産婦の来所数は約5名/日であり、管轄地域の妊産婦を常時約60名管理している。妊婦健診、妊娠経過管理、栄養状態管理、リスクの評価を行い、必要に応じて病院への紹介や搬送を行っている。保健所内に助産師はいないため、産婦人科医のもと、同僚看護師の補助が求められる。また近年減少傾向にあるものの自宅出産をする女性もおり、10子以上の出産、若年妊婦も多いため、管轄地域の地域巡回に同行し、地域住民への「家族計画」、「若年妊娠の予防(性教育)」などの啓発活動が期待されている。さらに妊産婦待機宿泊施設(年間利用者数約500名)での妊産婦対応に関する内容改善への協力や、毎日行われている母親学級の内容立案にも支援や助言を得たいとしている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と共に保健所、妊産婦待機宿泊施設及び地域巡回指導にて以下の活動を行う。保健所では患者数に対し人員が少ないため、一看護師として活動することも求められる。ただし身体への侵襲行為は実施しないことになっており、教育・啓発活動、モニタリング活動が中心となる。
1.妊婦健診、新生児・乳幼児健診の支援
2.青少年、妊婦に対する保健教育(母子保健、性教育、家族計画など)や母親学級の実施
3.保健教育(母子保健、性教育、家族計画など)に関わる住民啓発用教材の作成、乳幼児死亡率減少のための支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
保健所施設の機材、妊産婦待機宿泊施設の機材
4)配属先同僚及び活動対象者
・保健所長:男性、50代
・カウンターパート:看護師長、女性、50代
・配属先スタッフ:医師10名、看護師6名、理学療法士1名、保健推進員2名
・妊産婦待機宿泊施設担当官4名
・保健所受診者:一般診療約130名/日、妊産婦約5名/日
・妊産婦待機宿泊施設利用者:約13名/日
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導のため
[参考情報]:
・母親学級等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、原則ホームスティとなる。