【配属機関概要】

3）任地（ チャラテナンゴ県チャラテナンゴ市 ） JICA事務所の所在地（ サンサルバドル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同国教育省は全国14県に地域事務所を持ち、それぞれが管轄県内の教育行政に携わっている。配属先となる教育省チャラテナンゴ県事務所は、チャラテナンゴ県にある414校の公立小中学校・高等学校及び9校の私立学校を管轄している。配属先の主な業務内容は、管轄校の予算管理、カリキュラム指導、スポーツ・文化活動の企画・運営、教員を対象とした講習会・研修の企画・実施などである。年間予算は約13万米ドル。同県においては、2018年度JICAインターンが1980～92年に起きた同国内戦にまつわる聞き取り調査、平和教育教材の作成、中学生に向けて平和教育講座を行った。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国では、青少年の非行化が社会問題となっており、その非行化を防ぐために、様々な取り組みが行われている。教育現場においても学校教育での主要科目の充実と同時に、情操教育、スポーツなどの課外活動や生活改善活動を通し青少年の犯罪防止、健全な育成が必要とされているが、戦略的で持続的な対策を講じることができていないのが現状である。各学校のニーズに合わせての情操教育、スポーツ・文化イベントの企画実施や生活改善活動等を支援するために今回隊員要請が上がった。本配属先が管轄するチャラテナンゴ県は1980年から1992年にかけて行われた内戦が激しかった地域の一つであり、情操教育の一つとして、その内戦から教訓を学ぶ平和教育講座の実施も期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚と共に活動パイロット校、地域を定め、以下の活動に取り組む。

1.青少年向けのスポーツ大会やイベントを企画、実施する。
2.管轄内の学校を訪問し、それぞれの要望に応じて(生活改善、環境、野外活動)などを企画、実施する。
3.学校教員と協働し、平和教育教材等を用いて管轄内の中学生に平和教育講座を実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、PC、共有コピー機

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:コーディネーター(芸術・文化・課外活動・スポーツ全般担当、60代男性)、歴史/スポーツ担当同僚スタッフ2名(40～50代男性)

活動対象者:チャラテナンゴ県内の小中学校生徒

【資格条件等】

[参考情報]：

　・青少年を対象とした活動の経験 2年以上

【地域概況】

【特記事項】

住居は原則としてホームステイとなる。