【配属機関概要】

3）任地（ ラリベルタ県サンタテクラ市 ） JICA事務所の所在地（ サンサルバドル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先のあるサンタテクラ市はラリベルタ県の県庁所在地であり、人口は約12万人。サンサルバドル首都圏に位置し、同市役所は生活、教育、医療福祉、基礎インフラ整備、防災、文化、スポーツなどの各種行政サービスを担っている。1854年に起こった地震で首都であるサンサルバドル市が壊滅的な被害を受けたことにより新サンサルバドル市として建設され、150周年を迎えた2004年にサンタテクラ市と改名した。2018年の年間予算は3100万USドル。本配属先はサッカー、バスケットボール、バレーボール、テコンドー、空手道、ボクシング等の教室を実施し青少年の非行防止、スポーツの普及、地域選手の強化に努めている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

サンタテクラ市は中米にて4年に1度開催される中米競技大会において2021年の開催都市となることが決まっている。2017年の前回大会では獲得金メダル数、獲得メダル合計数共に大会参加7か国中5位という結果であったため、次回大会での躍進を目指し現在国を挙げて各種スポーツの強化に取り組んでいる。空手道も上記開催競技の1つとなっている中、選手強化は主に当国空手連盟が中心となり行われているが、開催都市である同市では選手の強化に努めると同時に、特に青少年に対する普及に力を入れたいとして、今回の要請となった。現在配属先にて指導を行っているのは1名のみであり、指導に加え、地域学校への訪問演武披露などの普及活動、また当国ではスポーツを通じた非行防止をはじめとする健全な青少年育成に力をいれていることもあり、空手道の礼儀作法や規律の指導も期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と共に空手道に関する以下の活動を行う。

1. 6-16歳の青少年への技術指導、礼儀作法、規律などの指導を行う。
2. レベル、年齢別の練習・指導内容の見直しを行う。
3. 競技人口増加、普及のために市内小学校-高等学校を訪問し演武を行ったり、初心者向け体験教室を企画する。
4. 競技会の企画、開催を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サンタテクラ市内道場
ヘッドガード、胴プロテクター、レッグプロテクター各15組

4）配属先同僚及び活動対象者

・配属先同僚(29歳男性 糸東流、2段)

【活動対象者】
6-16歳の青少年80名(学校休業期間は約160名、初心者レベル中心)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・糸東流が望ましいがそれ以外の流派も可

【地域概況】

【特記事項】

原則として住居はホームスティ。