要請番号(JL23318B05)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
国立サンカルロス大学西部地域校(CUNOC)
3)任地( ケツァルテナンゴ県ケツァルテナンゴ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンカルロス大学はグアテマラ唯一の国立大学であり、グアテマラシティにある本部の他、各地に15の分校を有している。同校は一番古い分校であり、学生数は1万人を超える。教員養成課程は3年間、6学期であり、1月始まり11月終わりである。オランダから約58万米ドルの支援を受けている。同校は土壌肥料の隊員を受け入れた経験があり、県内には2018年6月まで小学校教育隊員2名が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
グアテマラでは16~18歳を対象とした小学校教員養成校の卒業を持って教員免許を取得できたが、教師の質の向上を目的に、教育省は上記教員養成校を廃止し、2015年から教員免許を取得するためには大学で3年間の教員養成課程を修了する制度に改変した。教科書は各校が独自で作成しており、同校では算数を指導する講師によって作成された。同配属先では、これまで教員養成校や当国各地で活動をしてきた小学校教育隊員の活動や成果を高く評価しており、算数科指導法の質の向上に対する支援を求められ、本要請がなされた。特に、算数指導法に関する教科書や教材の改善・作成への支援が求められている。また、当国では技術協力プロジェクト「算数指導力向上」により作成された国定教師用指導書及び教科書の普及・定着を目指し、小学校教育隊員が各県教育事務所にて活動しているため、彼らと情報共有を行いながら活動に活かすことも期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.算数科の授業観察を行い、必要な助言をする。
2.CPとともに、教員養成課程の学生に対し、授業を行う。
3.教科書や教材の内容を把握し、必要に応じて改訂、また新たな教材を作成する。
4.CPとともに県内の小学校を訪問し、教育実習のモニタリングを行う(月1,2回程度)。
授業時間:月~金 7時~13時
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
コーディネーター 女性 50代
講師2名 男性、40代
*講師2名のうち1名は2008年ホンジュラスで開催された算数指導力向上に係る研修会に参加
学生545名(16~22歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教師への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームスティとなる。