要請番号(JL23319B21)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
キチェ県教育事務所(ネバフ市教育事務所)
3)任地( キチェ県ネバフ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ネバフ市教育事務所には3つの教育学区があり、各学区の学区長が管轄している学校がそれぞれ異なる。各管轄にて就学前教育、初等・中等教育の年間計画、県教育事務所との調整や管理・評価などを行っている。教員を強化するための予算は限定的で、教材などは県教育事務所を通して手に入れている。また、米国平和部隊の支援も受けており、現在学校保健のプロジェクトを行っている協力隊員が同じ配属先に所属している。(JICA技術協力プロジェクトの成果を更に発展させるため海外協力隊を戦略的に派遣している。)
グアテマラ教育省HP http://www.mineduc.gob.gt/portal/index.asp
【要請概要】
1)要請理由・背景
教師の職業意識の低さに由来する、学力不足や知識不足、無気力は大きな問題であり、このような課題解決のためJICA海外協力隊を継続して要請することとなった。
現在ネバフ市では他の地域と同様、国定教科書「グアテマティカ」の普及・定着を目指しており、パイロット校での使用状況を分析している。隊員には教員の能力強化のための提案や、教科書を用いた教員の指導力向上のための研修会の促進、授業で活用できる算数教材の提案や改善が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
グアテマティカを用いた指導法の定着が大きく期待されている。それに伴い、教師用指導書が実際の教育現場で活用されるように指導する事が急務となっており隊員は以下の活動を行う。
1. 教科書、指導書活用による継続的な指導及び助言を通して定着を図る。
2. パイロット校の教員を対象に指導法に関する研修会を実施し、事後検討会において学びを深める。
3. 研修会の成果が授業で活用されているか再度授業観察を行い、弱点や不足点を見つけ次回の研修会に反映させる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品一般、教科書、教師用指導書、コピー機、プロジェクター。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:教育学区長 3名(内1名カウンターパート)男性(30~40代)、秘書6名
活動対象者:パイロット校5校(対象教員数:計64名)年齢は30~40代。授業時間不足や
教員の知識不足によって、指導できない単元や内容は未履修のまま年間指導を終えてしまうことがある。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス、学部不問
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場教員に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイ。当国隊員の活動の様子は以下を参照。
https://www.jica.go.jp/guatemala/office/activities/kyoryoku/index.html