要請番号(JL23916B05)
募集終了
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ドロテオ・バレラ・メヒア技術中高校
3)任地( ラ・パス県ラ・パス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ドロテオ・バレラ・メヒア技術中高校は、技術者の育成を目的に1980年に創立された公立学校で、基礎科(日本の中学1年生~3年生相当)と高等科(日本の高校1年生~3年生相当)を合わせて、生徒数約1,200名、教師数90名の規模である。高等科には 情報科、自動車整備科、機械科、電気科、服飾科、木工科、金属建設科の専門学科があり、服飾科には生徒約30名と教師6名が在籍している。授業時間は7:00~13:00、13:30~18:00。政府からの予算は人件費のみで、学校の運営費等は父兄の寄付やイベントの収益等によって賄われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ホンジュラスの繊維工業はマキラドーラ(保税輸出加工区)を中心に発達し、輸出の大きな割合を担っていることから、国内の多くの技術中高校では服飾科を設置して人材の育成に努めている。このような状況下、2007年に欧州連合(EU)より工業用ミシン、工業用電動刺繍ミシン、バキューム式アイロン台などの工業縫製用機材一式が供与されたが、教師の知識や経験の不足により、未だにこれらの機材を十分に生かしきれていない状況にある。一方、同服飾科では、生徒への基礎的な指導を行う傍ら、服飾製品の零細企業を立ち上げ、授業に必要な物品の購入費をこの企業の収益から支出する等、予算面での自立化を目指している。機材を有効に活用しながら教師や生徒の技術の向上に寄与し、新たなデザインの導入や商品価値の高い作品の製作を支援できる人材が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 授業観察を行いながら、教官に対し改善点や、新しいアイデア(デザイン等)について助言を行う。
2. 工業用縫製のためのデザイン、パターン、縫製技術等について指導を行う。
3. 授業の質的な安定と向上のための、教材やマニュアルの作成を支援する。
4. 工業縫製用機材の取り扱い等に関し、安全管理意識の向上に取り組む。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工業用直線縫いミシン、ロックミシン、刺繍用ミシン、ボタン用ミシン、バキューム式アイロン台、裁断機、足踏み式ミシン等
4)配属先同僚及び活動対象者
服飾科教官(6名、女性、技術中高校卒他、30歳代~50歳代)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:大卒教師へ助言を行うため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)