【配属機関概要】

3）任地（ エル・パライソ県ダンリ市 ） JICA事務所の所在地（ テグシガルパ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は県内2か所の病院及び97の保健所を監督・指導する保健行政機関で、ボランティアが所属する啓発課では、県保健事務所の教育部分を担当しており、県内の疾病・感染症における啓発活動や県内の保健機関による教育活動の統括・補助を行っている。配属先にはこれまで複数の保健医療の青年海外協力隊員(JV)が派遣されており、2016年3次隊で保健師JV1名が派遣される予定である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国では、2003年9月-2007年9月(フェーズⅠ)、2008年3月-2011年3月(フェーズⅡ)の8年間、JICA技術協力プロジェクト「シャーガス病対策プロジェクト」が実施され、保健省主導のもと殺虫剤散布、住民参加型によるシャーガス病監視システムの導入、住居改善、住民教育等、同プロジェクトと連携する形で各県地域保健事務所に感染症対策のJV(青年海外協力隊)が派遣されてきた。現在、プロジェクトの成果により、シャーガス病の発生件数は減少しているものの、変わって、デング熱、ジカ熱、チクングニヤ、HIV/エイズ等の感染症対策の啓発活動の必要性が出てきている。前任JVは、保健技官とともに市内の教育機関での啓発活動の強化、県内の全保健機関に対する教育活動の支援を行っており、これらの予防・啓発活動の継続支援が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

県地域保健事務所の環境保健技官と協力しながら以下の活動を行う。
1.市内の教育機関を対象にした、デング熱、チクングニヤ、ジカ熱、HIV/エイズ、シャーガス病、リーシュマニア症等の感染症予防
を目的とした衛生教育、予防啓発活動の企画、実施支援。
2.県内の医療機関における教育活動の支援と補助。
3.県内に派遣されている保健医療隊員と協力し、感染症予防活動の企画、実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4）配属先同僚及び活動対象者

啓発課長(大卒、40代、男性)
保健技官(高卒、40代、男性)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】