【配属機関概要】

3）任地（ ラ・パス県ラ・パス市 ） JICA事務所の所在地（ テグシガルパ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は教育省のラ・パス県事務所で県内の高等教育以外の教育政策・予算・人事を管理している。隊員が所属することになる技術研修局は、現職教員の研修に係る部署であるが、体育分野については専門の指導知識を持った教員が少なく、それを補うべき研修等も行われていない。GIZ(ドイツ技術協力公社)が現職教員研修に係る支援をしている以外、他ドナーの支援は特にない。教育省の予算の殆どは教員の人件費をして支出されるため、体育施設や資器材の購入費は確保されていない。

【要請概要】

1）要請理由・背景

2014年1月末の新政権発足後、政府は当国の治安対策の一環として、スポーツを通しての健全な青少年の育成を重要課題に挙げ教育現場における体育教育の振興を目指している。同課題を受け、配属先は学校現場における体育教育の振興を進める努力をしているが、体育専門の教員数が少ない上、多くの教員は体育の授業についての十分な知識が乏しいことから、教科としての授業が行われていないのが実態である。それらを改善し、児童の心身の発達・年齢に応じた体育の授業実施の支援のために、現在初代の体育JV(青年海外協力隊)が活動を行っているが、目的を達成するためには引き続き協力が必要であるとの判断から、本要請が出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

市内のモデル校(小・中学校、3-5校)を巡回し、教員を対象に体育指導に関する以下の支援を行う。
1.巡回先校教員への個別指導。市内教員を対象に講習会を開催し、指導技術、実技の技術普及に努める。
2.教員用の指導マニュアルの作成とマニュアルを利用しての体育授業の実施支援。
3.モデル校や、市内の教育機関合同の競技会の企画・開催支援。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4）配属先同僚及び活動対象者

県教育事務所長(大卒、女性、50代)
教育技術局長(大卒、男性、50代)
小学校教員(20-50代、男女教員)
対象児童(小学校1-6年生)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】