要請番号(JL23918B01)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人権・司法・統治・地方分権化省
2)配属機関名(日本語)
製糖産業基金
NGO
3)任地( フランシスコ・モラサン県カンタラナス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2005年12月に、女性や子供を中心とした社会開発事業を行う目的でホンジュラス砂糖生産者協会により設立された社会開発基金。同基金は、国内6カ所にある製糖工場の原料となる砂糖きび生産地域の29市町村の住民、コミュニティを中心に、教育、コミュニティ開発、健康・栄養改善、環境教育等の活動を地方自治体と協力しながら行っている。同基金の本部は首都テグシガルパにあり、本部職員の他、各プロジェクトごとに地域のコーディネーター(契約)が配置されている。年間予算は、製糖企業6社からの拠出金約60万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地であるフランシスコ・モラサン県カンタラナス市に製糖企業(Azucarera Tres Valle社)があることから、同基金は周辺3市(サンファンシート市、カンタラナス市、バジェデサンフランシスコ市)の市役所と協力し、小学校の校舎改築、識字教育、保健衛生・栄養改善指導、地盤産業の振興のための起業支援等を行ってきた。2017年6月~2018年3月の間、フランシスコ・モラサン県北東西部地域市連合会に派遣されていたコミュニティ開発JV(27年度2次隊)が、同基金がカンタラナス市役所と協力して行っていた社会開発事業への支援(主に、地場産業振興を目的とした現状調査)を行ったことから、協力の継続を求め、本要請が出された。配属先職員2名は、本邦で一村一品運動の課題別研修に参加しており、当国西部の都市で同基金の独自活動で一村一品運動を展開し成果を得ていることから、同市において運動の展開を計画している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
本部(首都)の社会開発担当職員と連携を取りながら、以下の活動の支援を行う。
1.任地の特産品であるキャラメルや砂糖菓子販路拡大のためのマーケティグ調査を行い、品質保持やパッケージ方法、販売戦略等について、生産者や関係者に提案をしていく。
2.地域開発のための新規地場産業の可能性の調査を行い、市や市開発委員会(小中の事業主、有識者等で組織)と開発計画の策定に向けた協議を行う。
3.観光開発のための地元料理フェスティバルや、コンサート等の各種イベントの企画・提案を行い、関係者間の組織化への支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
・基金社会開発担当職員1名(年齢35歳、経験6年、女性)
・市女性開発局の職員1名(年齢40歳代、経験3年、女性)
・キャラメル砂糖菓子生産業者約30(中小・零細/団体、個人)
・市開発委員会
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要と判断される
[参考情報]:
・市場調査、商品開発、販売促進等の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(17~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)