要請番号(JL23918B04)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
エル・パライソ県保健事務所(エル・パライソ市保健所)
3)任地( エル・パライソ県エル・パライソ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
母子クリニックが併設された医師常駐の第一次医療施設。エル・パライソ市の住民約49,000人への保健医療サービスの提供の他、郊外に所在する簡易保健所4か所の管理・監督を担っている。同保健所では一般診療(内科、歯科、婦人科)、予防接種及び、妊婦・産褥健診、家族計画に関する診察・投薬等を行っている。母子クリニックは24時間体制で普通分娩のみを扱っている。平均患者数は一日に100人、平均分娩数は1ヶ月で20件。また、同保健所は、現在実施中のJICA技術協力プロジェクト「『国家保健モデル』に基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」(2013年4月-2018年4月)のパイロットサイトの一つ。
【要請概要】
1)要請理由・背景
エル・パライソ県はホンジュラス国内でも貧困率が高い地域で、医療アクセスの悪さと知識不足による妊産婦・乳幼児の死亡リスクが高く、母子保健の強化が課題となっている。特に村落部では若年妊娠が多く、健診に来る妊婦の約3割が18歳以下であるが、妊娠・出産リスクに関する知識に乏しいため、安全な出産のための妊婦への継続的な保健指導、及び若年層を対象にした保健教育の必要性が高い。また、本年4月をもって終了した「『国家保健モデル』に基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」にて、治療重視の保健医療システムから予防・プロモーションにも重点を置いた包括的な取り組みへの変換を目指し、各種ガイドラインやマニュアルの作成と医療スタッフの能力強化を行ってきた。現在、助産師JV(2016-4次隊)が同保健所で活動中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の医師、看護師等のスタッフと協力し、以下の活動を行う。
1.定期健診に来る妊婦を対象にした保健教育の企画と実施の支援。
2.若年妊娠対策として、市内教育機関等で青少年を対象にした保健教育の企画と実施の支援。
3.日常の活動を通して、配属先スタッフの助産に関する知識・技術の向上のための支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクトから供与された母子保健研修教材
4)配属先同僚及び活動対象者
医師常勤1名(内科、男性)、歯科医常勤1名、医師非常勤2名(20-40代)、
研修医8名、臨床検査技師4名(20-50代)、
看護師5名(20-60代)・准看護師11名(20代-60代)、看護学生2名(20代)
他スタッフ約15名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)