要請番号(JL23919B04)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県サバナ・グランデ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には120名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。なお、フランシスコ・モラサン県には現在、基礎教育第1、2サイクル(日本の小学校課程に相当)を擁する公立学校が989校、派遣予定のサバナ・グランデ市には41校登録されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2014年1月末に発足した新政権により、2018年から初等教育での英語教育が義務化されることとなった。そのため、2015年より小学校の教員を対象にした英語教育に関する研修を開始したが、研修制度は未だ整備されていないのが現状である。このような状況下、英語を専門としない教員が授業を行っているため、誤った文法や発音を教えている事も多く教員の知識向上が急務となっている。現職教員に対する教授法の紹介等を通して、英語教育の質の向上に寄与出来る人材を求めて、本要請が出された。授業に使用する教材、教材が揃っていない環境での活動となることから、授業を展開するための創意工夫が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
フランシスコ・モラサン県サバナ・グランデ市教育事務所スタッフと協力し、モデル校(現在のところ2校)の英語担当教員を対象に主に以下の活動を行う。
1.英語の授業を観察しながら、教員に対して歌やゲームを取りいれた授業案の提案をする。
2.各学年のレベルに沿った授業計画の作成を支援する。
3.身近に入手できる物を使った補助教材の作成を支援する。
4.県、地域教育事務所と協力し、地域の教員向けの研修会の計画作りから実施に関する支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター(学校による)、プリンター、事務机
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
市教育事務所長男性(40代)
市教育事務所スタッフ 男性2名女性3名計5名(20代~30代)
活動対象者:
活動校校長 (40代~50代)
英語教員(30代から40代)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(英語))
(小学生への英語教育経験(塾を含む))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。