【配属機関概要】

3）任地（ レンピーラ県エランディケ市 ） JICA事務所の所在地（ テグシガルパ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 6.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

エランディケ市保健所は母子クリニックが併設された第一次医療施設で、エランディケ市の住民約1万1千人を対象に保健医療サービスを提供している。医師2名が常駐し、一般診療の他、妊婦健診や産褥健診、新生児健診、家族計画における診察や投薬等を行っている。母子クリニックは24時間体制で分娩の対応にあたっており、月平均20件の普通分娩を扱っている。同市は、2013年4月-2018年4月まで実施されていた技術協力プロジェクト「『国家保健モデル』に基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」のパイロットサイトの一つである。

【要請概要】

1）要請理由・背景

レンピーラ県は先住民居住率、および、貧困率が他県に比べて高く、特に村落部では医療アクセスの悪さや若年妊娠が多いこと等から妊産婦や乳幼児の死亡リスクが高く、母子保健の強化が課題となっている。各保健所では看護師や保健プロモーター等を通じて住民への疾病予防知識の普及に取り組んではいるものの、啓発活動の手法や知識が十分ではないため、効果的な啓発活動が実施できていない。そのため、JICA海外協力隊には妊婦をはじめとする保健所利用者、および、若年層等の地域住民への健康教育、予防啓発活動への支援が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の関係者と協力し、以下の活動の支援を行う。
1.配属先、および、管轄地域の無医師の保健所において、妊婦を対象にした健康教育や啓発活動の支援を行う。
2.市内の中高校等の教育機関を訪問し、若年妊娠対策や性感染症対策の啓発活動の支援を行う。
3.看護師、保健プロモーター、ホンジュラス人地域保健ボランティアの能力や知識向上のための講習会の計画、実施のための支援を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子等執務に必要な設備。

4）配属先同僚及び活動対象者

保健所所長(医師、女性)
医師1名(大卒、女性)
看護師1名(大卒、女性)
准看護師2名(女性)
保健プロモーター、地域保健ボランティア、地域住民

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。