要請番号(JL23919B18)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県バジェ・デ・アンヘレス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、同事務所には120名のスタッフが在籍しており、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には5名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。なお、フランシスコ・モラサン県には現在、基礎教育第1、2サイクル(日本の小学校課程に相当)を擁する公立学校が989校、任地のバジェ・デ・アンヘレス市には20校登録されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2011年3月に終了した技術協力プロジェクト「算数指導力向上プロジェクト(PROMETETAM)」は、教育省と共に算数の基礎教育強化をめざしプロジェクトで作成した教師用指導書及び生徒用作業帳(以下、教材)を用いて、新規教員養成、教材改定、全国の現職教員に対する研修等の実施を通し協力した。同教材は2005年に国定教材となったが、全国配布されたのが2008年以降であったため、教育現場レベルにおいて十分活用されるまでに至っていない。そのため、前述プロジェクトの成果を現場レベルで定着させるために、青年海外協力隊の派遣が2008年に要請され、現在にまで至る。同県では既に教員による研修チームが組織され、機能しているが、研修会チームの教員の経験や知識が不足しており、協力の継続が必要であるとの判断から本要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
モデル小学校での活動を中心に、以下の活動を行う。
1.モデル小学校、市内の他の小学校教員に対し、算数授業の質の向上のための教室レベルでの学習指導技術に関する助言と支援を行う。
2.県教育局、下部組織である地域教育局が現職教員対象に実施する算数教育に関する各種研修企画・実施への支援及び研修会における教員指導、モニタリングの支援を行う。
3.類似した要請内容で派遣された他の隊員と連携して、算数授業改善に向けた副教材作成や、教員研修等の企画・実施への支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机。(定規、分度器、コンパス等の教材は学校に常備されていない)
4)配属先同僚及び活動対象者
市教育事務所長(40代)
市教育事務所スタッフ(20代~40代)
活動校校長(40-50代)
小学校教員(20-50代)
生徒(6-12歳)
活動の中心となるモデル校では1クラス約35名の生徒が在籍している。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。