要請番号(JL23919B20)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
レンピーラ県教育事務所
3)任地( レンピーラ県グラシアス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
レンピーラ県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている。同事務所には53名のスタッフが在籍しており、教員研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には4名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための経費は予算化されていない。なお、派遣予定のラモン・ロサ技術中高校は、技術者の育成を目的に1880年に創立された公立学校で、西部で最大規模の技術中高校であり、基礎科(日本の中学校1年生~3年生に該当)と高等科(日本の高校1年生~3年生に該当)を擁し、生徒数は約1200名、教師50名の規模である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ホンジュラスの技術高校では2年生より専門科目の授業を履修するため、実習の時間が日本と比べて少ない。一方金属加工科では卒業生の100%が就職をすることから、即戦力となるべく実践的技術の習得が生徒に求められている。同科には、若手からベテランの計4名の教員が勤務しており、生徒を午前と午後の2グループに分けて授業を実施している。2009年にスペイン政府の支援で工作機械が贈与され、教員へ研修が実施された。しかしそれ以後は研修の機会もなく、教員はインターネットから最新の情報を独自に入手している状況で、企業からのニーズに対応しきれていない状況である。JICA海外協力隊から日本の先進技術等を吸収して、授業内容を充実させていくことを目的に、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.実習授業、座学授業(旋盤、CNCフライス盤、平面研削盤等)を観察し同僚教員、生徒に対して技術的な支援を行う。
2.効果的な実習授業実施のための、提案を教員へ行う。
3.教員からのニーズに応じて知識をアップデートするための研修を実施する。
4.機械、工具の保守:安全指導及び作業スペース整備のための助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
旋盤3台(PINCHO、スペイン製)、CNCフライス盤1台(MILKO 35、スペイン製)、平面研削盤1台、研磨器(修理中)、電動ノコギリ、電気・TIG・MIG溶接機器、机、椅子等執務に必要な設備。
4)配属先同僚及び活動対象者
県教育事務所スタッフ(30代~50代)
金属加工科教員4名(30代~50代)勤続年数4年~30年
生徒65名(15歳~18歳)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)機械工学 備考:教員への指導を行うため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な内容の指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
赴任後6ケ月間は原則ホームステイとする。