要請番号(JL23920A13)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
フランシスコ・モラサン県教育事務所
3)任地( フランシスコ・モラサン県オホホナ市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フランシスコ・モラサン県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には120名のスタッフが在籍しており、インクルーシブ教育を担当する 「教育制度課」には10名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための予算は確保されていない。なお、派遣予定のオホホナ市には現在、第1、2サイクル(日本の小学校課程に相当)を擁する公立学校が16校登録されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動校は、インクルーシブ教育の市内唯一のパイロット校として学習障害、ダウン症、脳性まひ、重複障害の児童を通常学級に在籍させ、通常学級のクラスメイトとの遊びや工作活動を推進し、児童同士の理解を促しつつ、読み書きや生活の訓練等を特別支援学級で行っている。パイロット校として地域の教員に対し障害児指導の助言を行い、研修会を実施することも求められているが、特別支援学級の教員は1名のみで定期的に研修会を行えていない状況である。その様な状況下、隊員は特別支援学級で指導方法や教材・教具作成について支援・提案を行い、地域の教員を対象に障害児理解や指導方法の改善について研修会を実施することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
オホホナ市教育事務所スタッフ、特別支援学級の教員と協力しながら以下の活動を行う。
1.特別支援学級の授業を観察し、子供の特性に応じた教材・教具作成の提案、学級経営の改善支援を行う。
2.オホホナ市内の通常学級の教員に対し、障害児理解、子供の特性に応じた指導方法に関する研修会を計画、実施する。
3.オホホナ市内の障害児が在籍する通常学級を巡回し教員へ対し学習環境や子供の特性に応じた指導方法改善のための助言や提案を行う。
4.地域住民の障害児への理解を促すための作品発表会やイベントを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ホワイトボード、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
市教育事務所長(50代)
市教育事務所スタッフ(20代~40代)
活動校校長(40代)
活動対象者:
特別支援学級教員(女性40代)障害児指導経験1年
地域の小学校教員(20代~50代)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員へ助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後6ヶ月間は原則ホームステイをしていただきます。