【配属機関概要】

3）任地（ セントエリザベス教区ブラックリバー ） JICA事務所の所在地（ キングストン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

教区事務所は全島に14ある最小の行政機関で、公衆衛生、公共市場、消防、上下水道、などの行政サービスを教区住民に提供している。セントエリザベス教区事務所での配属部署は防災課で、防災教育から組織横断的な防災委員会の開催や災害時に利用する避難所の管理も実施している。教区の人口は約15万人。教区事務所の予算は約2.1億円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同国では毎年熱帯性低気圧やハリケーンによる被害があり、政府は各地域の防災対策強化に力を注ぎ国家防災計画や教区防災計画を策定している。同教区の首都ブラックリバーでは、海抜が低く治水管理も不十分なため降雨後に長期間に亘って市街での浸水が問題となっている。しかし、教区事務所職員の能力強化が遅れ、防災計画が適切に実施されていない。この問題を解決する必要から、防災計画に基づき地域住民への防災訓練の実施、避難所の適切な管理を支援できるボランティアが要請された。現在セントメアリー教区及びセントアン教区で活動中の同職種ボランティア、また要請中の関連ボランティアとの連携が重要になる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ボランティアには数代にわたって以下の業務への支援が期待されている。
1.地域事業主やコミュニティの集会に対してセミナーなどを通じて防災意識を向上する。
2.教区防災委員会へ防災対策の新しい知見を提供する。
3.防災フォーラム、防災週間の実施や災害頻繁地域における避難訓練の実施。
4.避難所がいつでも使用可能な状態を保つため、避難所の検査と管理について地域のボランティアを教育する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机と椅子

4）配属先同僚及び活動対象者

市長以下教区事務所の管理職・スタッフが同僚
活動対象者は学生、地域グループのメンバー、事業主、役所関係者など

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】