【配属機関概要】

3）任地（ キングストン ） JICA事務所の所在地（ キングストン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

観光開発公社は、ジャマイカ全土の観光のプロモーション、観光業に従事する人材のトレーニング、リゾート地の環境美化、新しい観光(商品)の開発と誘致等、ジャマイカの観光に関する全般の業務を行っている。観光客に対し、一定水準の観光ができるよう、観光地に対して働きかけを行っている。年間予算は約5億2千万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

観光開発公社は、観光客向けに工芸品を作成するクラフターのトレーニングを行っている。クラフターは、ジャマイカ全土に点在しており、技術レベルも一定ではない。また、観光客の目を引く新しい商品の開発、品質の向上が急務であり、今回の要請に至った。レゲエのアーティストがプリントされたTシャツといった工業製品ではなく、ジャマイカ人がジャマイカにある材料で制作したクラフトを、観光客に対して自信を持って提示できるためにも、ボランティアによる支援が必要である。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

キングストン本部での活動となる。具体的には、
・ジャマイカ全土に点在するクラフト工房(ワークショップ)を訪問し、指導を行う。
・指導の内容としては、技術レベルの向上、品質の向上、新しいデザインの提案。
・一つの工房に長期間滞在して指導を行うことはできないことから、ピンポイントで指導する必要がある。
・魅力的な商品の開発、パッケジーのデザイン等、観光客にアピールできる商品の提案。
・既にある商品としては、竹工芸、木工芸、サイザル等による網工芸、染め物、革工芸等(幅広い種類の工芸品が対象)
・ジャマイカ全土のクラフターの現状を把握し、報告する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4）配属先同僚及び活動対象者

・既に商品を製作し、販売を行っている団体を対象に指導する。
・クラフト工房によっては、不定期に作業しているところもあり、規模もまちまちである。
・現状把握しているクラフト工房は、5地域(キングストン、ポートランド、オーチョリオス、モンテゴベイ、ネグリル)、14工房。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】