要請番号(JL24219B01)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年情報省
2)配属機関名(日本語)
西インド諸島大学 モナ地質情報科学研究所
3)任地( キングストン ) JICA事務所の所在地( キングストン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカリブ諸国が共同で運営している西インド諸島大学が設立した営利部門をもつ研究所で、交通、犯罪、保健、金融、海洋工学、ソフトウエア開発などにおける情報処理技術面で開発研究を行い、政府の政策立案に貢献している。中核となる研究者やフェロー研究者の技術は高く、地形学、構造地質学、考古学、海洋学、環境管理などの分野で研究を行っている。また、ハーバード、ペンシルバニア、デューク、オックスフォード、ノルウェー地質工学研究所、惑星科学研究所、世界資源研究所等の大学や研究所との協力関係にある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先で海洋研究を担当する部署、MGIBlueでは、近年とみに増加している気候変動にかかる情報の需要に応え、気候変動がジャマイカへもたらす影響についての研究を進めるために、データポータルである沿岸動態モデル研究室を発足したが、海洋研究経験や数値流体モデリング技術にまだ発展の余地があるため、隊員の協力が要請された。隊員は観測データを集積するために観測機器の設置、沿岸や沖合の海洋観測データ収集と分析を行い、海洋研究、流体力学モデリングの技術向上を支援することが期待されている。配属先では同分野の国際的な研究者との共同研究やそれら研究のコーディネートのために沿岸動態モデル研究室の充実を目指している。過去に2名のJVが派遣され、海洋研究のデータの蓄積を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. カメラによる沿岸モニタリングシステムの設置、維持管理、データ収集
2. 沿岸環境分析における数値流体モデルの構築と海流、水質、堆積物動態の可視化
3. GPS漂流ブイや海洋観測用ADCPなど測定機器の校正、設置、データ取り込み
4. フィールド調査でのサンプリングや観測の実施(潜水作業あり)
5. 既存の研究成果、データの調査と取りまとめ
6. ウエブサイト等を通じた研究情報の発信
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
34PC (Win, Mac)、アプリケーション:RMA (Hydrodyanamics, Water Qualities, Ecosystem) 、Model, STATISTICA, SPSS等
4)配属先同僚及び活動対象者
研究員は副所長、GIS技術者、プログラマ-、アシスタントを含め25名で学位は学士から博士まで。年齢は20代から50代。
学部、大学院の学生のインターンが数名。
NGO職員 大卒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:大学教員資格に準じるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な情報処理知識が必要
[参考情報]:
・数値モデリング、プログラムの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
MS Excel tools and formula, Fortran, Bash Script, HTML, CSS, STATISTICA, SPSS, ESRI GISに習熟していること。