2016年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24816A10)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・28/3 ・28/4 ・29/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

ロス・ピピートス マナグア本部
NGO

3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

NGOロス・ピピートスは、首都に本部、国内88カ所に拠点をもち、障害児・者への早期療育や社会参画、または家族への支援を目的に活動する当国でも中心的なNGO団体。2002年に首都マナグアに当国初の総合リハビリセンターとして設立され、40名の職員が4442名(2015年の登録)の障害児・者を対象に、現在8分野(家族カウンセリング、障害に重点を置いた特別療育、早期療育、心理・運動機能発達、教育支援、コミュニケーション・言語療法、地域リハビリテーション、職業訓練・自立支援)のサービスを提供している。年間予算は、オランダからの寄付とチャリティマラソンの募金等の援助を含め約71万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、作業療法士養成機関が存在しないため、同施設の職業訓練・自立支援室では、2011年に青少年の障害者の活動に焦点を当て、図工や美術を介しての作業療法としてリハビリ訓練を開始した。現在、同室担当の4名(医療心理士2名、教育心理士1名、造形美術の専門1名)で110名(14~34歳)の障害者(知的障害、聴覚障害、運動障害、アスペルガー症候群等)を午前(8:00~12:00約10名)、午後(14:00~17:00約10名)の2グループ/日を各々が担当し、日常生活支援や余暇の活動における生活の質向上のための自立支援を行っている。当該担当職員は、それぞれのニーズに合った指導・教育を試行錯誤しながら行っているものの、更なる質の向上を図りたいとのことから、作業療法の質の向上に寄与できる人材が求められ、今回の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

職業訓練・自立支援室にて下記の活動を行う。
①日常生活支援に必要な作業療法についてカウンターパートへの指導・助言
②障害者やその家族と共に日常生活・自立支援のための指導方法についての支援
③障害者への日常生活支援や自立支援のためのリハビリ訓練に付き添い、それを行う家族への支援
④障害者の個別・グループ別の身体能力、社会生活、日常生活における効果的な評価方法実施への支援
⑤カウンターパートと共に通所する障害者の家族に対し、家庭でできる作業療法の技術を指導・助言
⑥他支部に派遣されているボランティアとの連携活動も期待されている

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、PC1台(HP,Windows7 Profesional)、プリンター(Epson)、音響機器、プール、教育教材(青少年用)

4)配属先同僚及び活動対象者

所長:役職経験2年、公衆衛生分野の経験20年、女性、40代
C/P①:職業教育・自立支援室のコーディネータ、教育心理士、経験12年、女性、30代
C/P②:職業教育・自立支援室担当、医学心理士、経験2年、女性、30代
障害者:110名(14~34歳)
障害者の家族数:100世帯

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:障害者や家族への指導となるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グループで活動する可能性があるため、協調性のある人が好ましい。