2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24817A03)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

エル・ポルベニール エル・サウセ支部
NGO

3)任地( レオン県エル・サウセ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エル・ポルベニールは、農村地域の「水と衛生」をテーマとして1989年に設立されたNGOで、マナグアに本部を置き、国内に5か所の支部を持つ。各支部には水と衛生担当、教育担当、植林担当の3名のプロモーターが配置され、各担当が対象コミュニティを訪問しながら、給水設備や便所の設置、衛生に関する教育活動、植林による水源の保護活動を行っている。エル・サウセ支部は、2000年に活動を開始し、市内約140のコミュニティの中から毎年農村部の30か所を対象に活動している。年間予算は、約11千米ドル。不定期に国内外の大学や教会系のボランティアを受け入れており、現在コミュニティ開発JV(-2017年9月)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

対象の農村地域では、川の水を利用して生活している人も多く、井戸や給水システムが利用できる住民は市内の72%にとどまっている。現在活動中のJVは、配属先によって井戸や給水システム、汲み取り式便所が設置されたコミュニティに対し、教育担当とともに衛生教育(汲み取り式便所の管理・維持、手洗い、水の塩素消毒の普及等)を行っている。活動には一定の効果が表れており、今後は、植林担当による植林活動・環境教育に重点的な支援が求められていることから、本要請に至った。植林活動・環境教育は、地域の森林保全による水源・流域保護を目的としている。活動対象となる地域の中には、15か所の住民運営による苗木育成場があり、毎年約3万本近い木を植林している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として、植林プロモーターとともに担当地域や小学校を巡回しながら、以下の活動を行う。
1. 住民の環境意識向上(特に地域の森林・水源保護、改良かまどの利用等)のためのワークショップや講習会の実施
2. 各地域の自然資源マップ作り
3. 各地域で取り組む活動(苗木育成、植林、森林の手入れ等)のモニタリング、インパクト評価や、活動継続支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC(LG, Windows XP)、配属先作成各種マニュアル・教材類(井戸の維持管理、便所の設置・利用法、環境教育、水源保護、衛生管理等)、事務用品(机、椅子等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:水と衛生プロモーター・経験32年・女性・50代
植林プロモーター:経験11年・男性・30代
教育プロモーター:経験5年・女性・20代
活動対象者:30コミュニティの約250世帯と小学校教師約20名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

植林・水源保護に関する知識・経験があればなお良い。何らかの啓発活動やファシリテーションの経験があると良い。