2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24817A04)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

フローレスミルダ・ディアス・スアレス小・中学校

3)任地( チョンタレス県フイガルパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるフイガルパ市は、ニカラグア国中央部に位置するチョンタレス県の県庁所在地である。配属先のフローレスミルダ・ディアス・スアレス小・中学校は1975年に設立された公立学校で、約千名の児童・生徒が通う大規模校である。初等教育のほか、就学前教育、中等教育、識字教育の児童・生徒も通っている。ボランティアが活動する初等教育の教員は34名。18の教室や図書室、情報教室を有し、1クラス35-40名の児童が在籍している。また教育省指定中心校の一つとして周辺2校の小学校を管轄し、月に一度、周辺校の教員らに対して校内研修(TEPCE)を行っている。現在初代JV(-2017年9月)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校には家庭学習環境の整っていない児童が少なからず在籍し、学力や理解力に差が見られるほか、学習態度が身についていない状況が見受けられる。特に算数の問題解決能力が十分でなく、文章問題を苦手とする児童が多い。また、同国ではJICA技術協力プロジェクト「初等教育算数指導力向上プロジェクト」(フェーズ1:06年4月-11年3月、フェーズ2:12年9月-15年9月)により開発された教科書・指導書が教育省より配布されているが、教員が教科書の内容や指導法をよく理解できていない状況も見られる。初代JVは児童の理解を促すため、子どもに対しての直接指導、教員に対して日本の算数教材の紹介や授業研究の導入に取り組んでいる。そこで後任ボランティアには、授業研究の定着を図るとともに、教員に対しての算数指導力向上、児童生徒に興味を持たせる分かりやすい指導法の紹介といった活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同校教員に対して以下の活動を行う。
1.算数の授業観察やチームティーチングにより、授業実施後の教員へのアドバイスや困難を抱える児童に対しての直接指導を実施
2.模擬授業、授業研究の導入・定着を図るための支援
3.JICA技術協力プロジェクトが開発した教科書・指導書の適切な使用方法を指導
4.日本で使用される算数教材を紹介
5.身近な材料を利用し、授業の効果を高める教具・教材の作成を紹介・支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA技術協力プロジェクトが開発した教科書・指導書、マーカー、模造紙

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長:経験22年・女性・40代
同僚教員2名:経験18-26年・女性・40代
児童約1,000名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚に対して指導・助言するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

本校教員はすべて女性である。隣接する教員養成校においてもボランティア要請中。同ボランティアとの協働も視野に入れた活動が期待される。ネット環境は不安定。