2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24817B02)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

NGO インプル(INPRHU)ソモト支部
NGO

3)任地( マドリス県ソモト市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インプルは1966年、マナグア市を中心に貧困地域の生活向上を目指して活動を開始し、現在では国内5か所に拠点を置くNGOである。ソモト支部は、1990年に設置され、マドリス県の7市と周辺県の8市を対象に、農村開発や代替教育の推進を行ってきた。ソモト市に隣接するトトガルパ市に、農業技術研修等を行う代替教育センター(通称CEAR)を持つ。スペイン、カナダ等、各国からの資金援助を受けており、年間予算は約160万米ドル。過去に野菜栽培、手工芸、村落開発普及員、ソーシャルワーカーの青年海外協力隊(JV)がソモト支部で活動し、通算約3,000名の国内ボランティア、10か国約400名の外国人ボランティアを受け入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先が実施する農村開発プログラムでは、13地域305世帯を対象に、農業プロモーターの育成や、地域住民への農業技術指導、従来の農作物(トウモロコシ、豆等)の不作時に備えた栽培品種の多様化(主に野菜・薬草)等を支援している。前任JVは、活動拠点であるCEARから最も近い5地域138世帯を対象に、栽培技術向上、環境に適した品種の導入、栄養改善等の支援を行った。また、CEAR内では、身近な材料で作るコンポストや害虫忌避剤の作成、有機圃場での栽培実験や同僚農業技術者へのアドバイス、栽培作物を利用した商品開発等を行った。これまでの2代の野菜栽培JVの派遣で、新しい技術の導入や栽培方法の改善が行われているものの、地域の農業プロモーターの育成、圃場の管理の効率化、農業技術の定着に引き続き支援が必要とされていることから、本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚とともに以下の活動を行う。
1. 地域の農業プロモーターに対する、野菜・薬草栽培や、化学肥料を使わない土壌改良についての研修会の実施
2. CEAR周辺5地域での農家への栽培指導や農業プロモーターとの意見交換
また、配属先同僚に対し、以下の支援を行う。
3. CEARの圃場での農業技術者に対する技術支援(有機栽培、圃場管理の効率化等)
4. 農業や食のプログラムを担当する職員に対する技術的なアドバイス

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子等の事務用品、文房具、農作業用具(シャベル・スコップ類、草刈りや剪定に使う刃物・鋏類、ふるい・かご類、接ぎ木用資材、台車等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:ソモト支部創設者・経験27年、女性、70代
上司:農村代替教育プログラム長・経験8年、男性、40代
同僚:プロジェクトコーディネーター・経験10年、男性、30代
他、同僚農業技術者2名
配属先職員:計92名
活動対象5地域の農業プロモーター:女性8名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

農村コミュニティでの活動となるため、体力があり、積極的に人とかかわることのできる協調性のある人物が望ましい。