2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24817B15)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

エル・ロサリオ小学校

3)任地( エステリ県エステリ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エル・ロサリオ小学校は1971年に設立され、現在は午前と午後の二部制で、965名の児童が在籍している。隣接する周辺の学校に比べて最も児童数が多い小学校である。月に一度、隣接する地域拠点校で行われる教員研修会「TEPCE(テプセ)」に参加している。教員数29名、教室数16室。通常の勤務時間は平日7:00-12:00(午前の部)及び12:00-17:00(午後の部)。2014年にJICA技術協力プロジェクト(以下「技プロ」)が作成した教材(教科書、指導書)を使用しての活動となる。現在初代青年海外協力隊(JV)が活動中(2018年3月まで)。韓国ボランティア(美術)を受け入れる予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では板書による暗記中心の授業が多く、特に算数では学年が上がるにつれて学習内容の理解度が低下する傾向がみられる。その原因の一つに教員の指導力、経験不足が考えられる。そこで初代JVは、技プロ作成の教材を使用し、授業観察・補助、児童の個別指導やマス計算を導入し、学力向上のための活動や、教員の指導力向上のため、勉強会やワークショップ、さらには技プロで提示した「問題解決型授業」の定着に向けて、教員間の意見交換の場としての授業研究を実施している。本JVには、教員間での相乗効果を高める授業研究を定着させ、児童に興味を持たせるわかりやすい指導法を紹介するとともに、他校へもこの取組を波及させて行くことが期待されている。また、同市の教育事務所、教員養成校にも小学校教育JV(2017年7月)が着任予定であり、同任地のJVと協力し、同地区の算数教育レベルの底上げを目指した活動が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

児童の算数学力向上、教員の指導力向上のため、以下の活動を行う。
1.同僚教員が実施する授業に参加し、ティームティーチングのT2として個別指導を実施
2.技プロ作成の教科書・指導書を使用した授業づくりや、指導方法に関する補助・助言
3.「授業研究」「問題解決型授業」に関する研修会の計画と実施
4.月に1度実施される教員研修(TEPCE)への参加・助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

技プロ作成の算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:学校長、女性、20代、教員経験4年
配属先同僚:教員、女性2名、30-40代、教員経験15-22年
活動対象者:小学校教員数29名(すべて女性)、児童数約900名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グループ型派遣の一員であり、他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。