2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24817B16)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

チナンデガ教員養成校

3)任地( チナンデガ県チナンデガ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるチナンデガ市は当国北西に位置し、ホンジュラス国境に接するチナンデガ県の県都である。チナンデガ教員養成校は全国に8校ある養成校のうちの1つで、小学校教員養成機関として1982年に設立された。現在は同県及び隣接するレオン県からの学生304名が在籍し、教員22名が勤務している。2015年9月まで、全国8教員養成校を対象に、教員及び、学生の算数指導力向上を目的として、JICA技術協力プロジェクト(以下「技プロ」)「初等教育算数指導力向上プロジェクト フェーズ2」が実施され、同配属先もその対象校であった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の算数指導は、板書を中心とした一方的な解説に偏った授業方法が主体で、暗記中心の授業が多く、学年が上がるにつれて学習内容の理解度が低下する傾向にある。その原因の一つに教員の指導力不足が挙げられ、全国的に教員の指導力向上が求められている。これまで当国に派遣されてきた数学教育の青年海外協力隊(JV)は主に、地域拠点校への配属となっており、技プロが作成した教科書・指導書を使用しながら「授業研究」や「問題解決型授業」の導入を行ってきた。政府もそれらの導入を推進しており、教員養成段階から本活動の定着を図ることを目的に本要請がなされた。JVには教員の算数指導力向上を目指し、養成校における授業の改善や学生の教育実習中の助言、「授業研究」や「問題解決型授業」の導入等、技プロで実施された活動のフォローを兼ねた活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

教員養成校において以下の活動を行う。
1.同僚とともに、年間カリキュラム作成、授業計画策定における助言
2.同僚に対する指導方法に関する助言(特に「授業研究」「問題解決型授業」)
3.同僚とともに、周辺校で行う教育実習生に対する指導・助言
4.学生に対して、教材作成やJICA教科書・指導書を使用した授業づくりに関する補助・助言
5.同僚とともに、他教科における「授業研究」「問題解決型授業」の導入のための支援・助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成の算数教科書及び指導書、事務用品、PC等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先長:学校長、男性、20代、教員経験8年、校長経験1年
配属先同僚:算数専科主任、女性、30代、教員経験4年
活動対象者:算数専科教員3名、教員22名(男性8名、女性14名)、学生約600名(男性約100名、女性約500名)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員志望の学生へ指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グループ型派遣の一員であり、他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。