2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24819B01)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

NGO ティエラ・イ・ビーダ協会(ATV)
NGO

3)任地( カラソ県サンタ・テレサ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のティエラ・イ・ビーダ協会は、同国西南部に位置するカラソ県のサンタ・テレサ市にあり、1989年に設立された環境・農業・地域保健といった課題解決に取り組むNGOである。サンタ・テレサ市及び隣接する3市(ラ・コンキスタ市、ラパス市、エル・ロサリオ市)の6地域にある学校や小規模農家、青少年団体、女性グループに対して、環境教育、農業技術の普及・農民組織の強化、農民の生産性向上といった地域発展のための啓発活動を行っている。年間予算は、スイスやスペイン等からの支援を得て年間約7-10万米ドル。前任者が2018年4月まで約半年間活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は持続可能な農業が生物多様性を高め、更に環境に配慮することが持続可能な農業につながるという考えのもと、環境教育や農業指導、地域リーダー育成といった活動を行うとともに、気候変動の影響や、不適切な土地利用、農業知識不足などによる生産量の低迷、生産品目が限定的であることを問題視している。前任者はこうした課題を解決するため、コンポストの作成、採種、品質維持のための研修会の実施や、モデル圃場の整備、農民の収入向上のための栽培品目の多様化と販売ルートの開拓といった活動計画を同僚とともに策定していたが、任期の都合上実施するに至らなかった。配属先は、前任者の活動計画を基盤として、小規模農家を対象とした栽培計画に関するアドバイスや、乾季に対応した栽培方法や品種の紹介、灌漑設備に関する助言、土壌改良や有機栽培、減農薬栽培の普及といった当該地域住民の生産性向上を図る活動を求めている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚とともに以下の活動を行う。
1. 管轄する4市の小規模農家に対して、技術指導(栽培計画、有機栽培等)及び地域巡回によるモニタリングを行う。
2. 小規模農家にも入手可能な資材を用いて、効果的な雨水集水と灌漑方法を紹介し普及させる。
3. 主に有機栽培をテーマにした研修会を企画し、実施する。
4. 環境に配慮した農業に関するマニュアルを作成する。
5. 地域住民の組織化や、リーダー育成のための助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、事務用品一般、リサイクル材、基本的な農機具一式(鎌、スコップ、一輪車等)

4)配属先同僚及び活動対象者

代表件調整役・10年:ソーシャルワーカー・27年、女性・40代。
同僚1名:地域開発コーディネーター・25年、男性・50代。
協会職員8名:男性4名、女性4名。
その他:周辺4市の小規模農家約50名(男性30名、女性20名、25-60歳代)。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:単独での村の巡回も想定されるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:農家に対して助言するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

有機栽培に関する知識と経験があるとなお良い。地域住民との信頼関係を築くための積極性、コミュニケーション能力、自主性が求められる。ネット環境は不安定。住居はホームステイを予定。