2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24819B07)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

NGO エル・ポルベニール エル・サウセ支部
NGO

3)任地( レオン県エル・サウセ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1990年、水と衛生をテーマに農村地域の人々がよりよい生活を享受することを目的として設立されたNGOである。マナグア市に本部を設置し、レオン、マタガルパ、ボアコ、北カリブ海自治地域の4県に5か所の支部を持ち、水と衛生担当、教育担当、植林担当の3名のプロモーターが流域管理、健康教育、植林活動といったプロジェクトを実施している。エル・サウセ支部は2000年に活動を開始し、現在は27地域を対象に給水設備、トイレの設置、水源保護といった活動を行っている。不定期に海外ボランティアを受入れていた。年間予算は約11千米ドル。2018年4月までの約3ヵ月間、環境教育隊員が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

初代隊員(コミュニティ開発)は、井戸や給水システム、汲み取り式トイレを設置した地域で、同僚とともに衛生教育や5S活動に取り組み一定の成果を残した。また配属先は、活動対象地域において住民運営による苗木育成場を有しており、毎年3万本近い木を植林していたことから、前任となる環境隊員を受入れていた。前任者は植林担当者と共に農村地区を巡回し、配属先が実施する植林・環境保全活動の経過を観察してきた。住民の生活の実態は、生活環境が厳しいことから、収入にならない植林や水源保護といった活動には消極的で、生活に直結する焼き畑や、森林伐採が日常となっていた。そこで本隊員は、地域住民が環境問題に興味を持ち、意識の変容を促すようなワークショップや講習会の開催、コンポストや有機肥料を使い環境に配慮した農業の提案を行い、また自然公園の計画や、自然マップ作りといった新しいアイデアの提案が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚とともに担当地域を巡回しながら、以下の活動を行う。
1.担当地域の現状を把握するとともに、地域住民と良好な人間関係を構築する。
2.地域住民の環境に対する意識の変容を促すためのワークショップや講習会を行う。
3.各地域で取り組む活動(苗木育成、植林、森林の手入れ等)のモニタリング、インパクト評価や、活動継続支援を行う。
4.有機肥料を使った家庭菜園や学校菜園のための助言をおこなう。
5.各地域の自然マップ作りを行う。
その他、配属先が必要とする活動に積極的に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC(LG, Windows XP)、配属先作成各種マニュアル・教材類(井戸の維持管理、トイレの設置・利用法、環境教育、水源保護、衛生管理等)、事務用品(机、椅子等)

4)配属先同僚及び活動対象者

支部長:経営学士・34年、女性、50代。
同僚:植林プロモーター・13年、男性、30代。
その他職員:環境プロモーター1名、教育プロモーター2名、植林プロモーター1名。
活動対象者:27コミュニティの約160世帯。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・環境関連に関する知識又は経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

山間部にあるコミュニティを巡回するため、体力が必要。また、地域住民との人間関係構築が重要。ネット環境は不安定。住居はホームステイを予定。