2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24819B15)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ルイス・レオン・エスピノッサ小学校

3)任地( カラソ県ヒノテぺ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ルイス・レオン・エスピノッサ小学校は1970年に設立された公立校で、午前と午後の二部制をとっており、就学前から小学6年生までの約620名の児童が通い、22名の教員が勤務している。同校は地域拠点校として周辺の4校を管轄しており、周辺校と合同で月に1度の教員研修も実施している。2代目隊員が2018年4月まで約3か月間活動していた。活動を行う小学部は、児童数約320名、教員数10名である。初代隊員が2018年4月まで約1年3か月間活動していた。本募集期にて、同市内の教員養成校と市教育事務所でもJICA海外協力隊が要請され、同市内の教員の指導力向上のため、連携した活動が期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

JICA技術協力プロジェクトにより、算数の教科書及び指導書の作成、授業研究や問題解決型授業が導入され、政府もその普及を推進してきた。教育省は学校区ごとに教員研修会「EPI(エピ)」を毎月一回、月末に実施することを義務付け、教員の指導力向上を図ってきた。しかし、教員自身が画一的な知識伝達型の授業しか受けた経験がなく、算数指導に対して苦手意識を持っており、指導方法の工夫や改善等に困難を抱えていた。前任者は算数授業の支援、教材の紹介、校内研修会や授業研究といった活動を継続的に行ってきたことで、教員が教材研究を実施するなど、意識に変化がみられるようになった。後任者には、教員間での相乗効果を高める授業研究の活性化と定着化を図るとともに、児童が算数に興味を持つような算数教具の紹介、現地で入手可能な物品を使用した算数教具の作成といった活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

児童の算数学力向上、教員の指導力向上のため、以下の活動を行う。
1.同僚教員が実施する授業(主に5-6年生)にて、ティームティーチングのT2として、個別指導を実施する。
2.同僚に対して、技プロ作成の教科書及び指導書を活用した算数科教授法を紹介する。
3.「授業研究」「問題解決型授業」の定着を図ることを目的とした校内研修会を実施する。
4.任国で入手可能な材料を使って、算数教具の作成、紹介を行う。
5.月に1度実施される教員研修(EPI)へ参加し、必要に応じて助言を行う。
6.同任地の小学校教育隊員(教育事務所、教員養成校)と連携し、市全体の算数指導力向上のための活動を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成の算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)等

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長:教員・35年、女性、50代。
同僚2名:教員・14-18年、男性1名、女性1名、30-40代。
対象者:小学校教員数22名、児童数約620名。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員に対して指導、助言をするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グループ型派遣の一員であり、他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。住居はホームステイを予定。