2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24819B18)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

エル・ロサリオ小学校

3)任地( エステリ県エステリ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるエステリ市は、ニカラグア北西部にあるエステリ県の県都である。エル・ロサリオ小学校は1971年に設立された公立校で、午前と午後の二部制をとっており、約880人の児童が通い、26名の教員が勤務していて、近隣の学校の中でも最も児童数が多い小学校である。初代隊員が2018年4月まで2年3か月間活動していた。また、同市の教育事務所及び教員養成校でも隊員が同時期(2017年8月-2018年4月)に派遣されており、連携した活動を行っていたこともあり、同市内におけるJICA海外協力隊の認知度は高い。今後同市内教育事務所及び、教員養成校でも案件形成予定であり、連携した活動が期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

JICA技術協力プロジェクトにより、算数の教科書及び指導書の作成、授業研究や問題解決型授業が導入され、政府もその普及を推進してきた。教育省は、学校区ごとに教員研修会「EPI(エピ)」を毎月一回、月末に実施することを義務付け、教員の指導力向上を図ってきた。しかし、教員自身が画一的な知識伝達型の授業しか受けた経験がなく、算数指導に対して苦手意識を持っており、指導方法の工夫や改善等に困難を抱えている。前任者は同僚教員と協働し、授業研究や校内研修会等、指導力向上のための勉強会の開催といった様々な取り組みを行ってきたものの、いまだその定着が図れていない。そこで後任者は、教員の指導力向上のため、教員間での相乗効果を高める授業研究の活性化と定着化を図るとともに、児童が算数に興味を持つような算数教具の紹介、現地で入手可能な物品を使用した算数教具の作成といった活動を実施する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

児童の算数学力向上、教員の指導力向上のため、以下の活動を行う。
1.同僚教員が実施する授業(主に5-6年生)にて、ティームティーチングのT2として、個別指導を実施する。
2.同僚に対して、技プロ作成の教科書及び指導書を活用した算数科教授法を紹介する。
3.「授業研究」「問題解決型授業」の定着を図ることを目的とした校内研修会を実施する。
4.任国で入手可能な材料を使って、算数教具の作成、紹介を行う。
5.月に1度実施される教員研修(EPI)へ参加し、必要に応じて助言を行う。
6.同任地の小学校教育隊員(教育事務所、教員養成校)と連携し、市全体の算数指導力向上のための活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICA作成の算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)等

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長:教員・6年、女性、20代。
同僚2名:教員・12-26年、女性、30-40代。
活動対象者:小学校教員数26名(すべて女性)、児童数約880名。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員に対して指導、助言をするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グループ型派遣の一員であり、他の小学校教育ボランティアとの連携・協働が期待されている。住居はホームステイを予定。