要請番号(JL24819B24)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
ドン・ボスコ青年センター
NGO
3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1958年にイタリアで設立されたサレジオ会を起源に、青少年教育(予防教育)を目的として1911年にニカラグア(グラナダ)に伝わり、1956年にマナグアに職業訓練校として設置された。同校は自動車整備科、機械科、コンピュータ科、服飾科の4つの学科を有し、教員数13名、生徒数247名で構成されている。活動先の自動車整備科は1960年に設置され、現在43名の生徒が登録されている。配属先の自動車修理工場は、AUDI販売店と提携した整備工場として機能しており、スペイン、USAIDやサレジオ会ボランティアを受け入れていた。年間予算は87万米ドル。2018年6月までシニア海外協力隊が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では最新の技術を搭載する自動車(特に日本車、韓国車)の数が年々増加傾向にある。またメンテナンスや修理を適切に行える技術者が不足しており、職業訓練を希望する若者も多い。同配属先の2名の教員のうち、1名は機械系統、もう1名は電気系統を専門としている。2名とも一般的な自動車整備の経験はあるが、電子制御等の最新技術についての知識・経験が乏しいため、この分野を中心とした、自動車整備全般の知見を有した人材から最新の知識を学ぶため、JICA海外協力隊が要請された。初代のシニア海外協力隊は、自動車整備の授業用資料の作成、実習の補助など知識の共有や指導方法の改善、5S等の活動を行うと共に、同僚教員の意欲向上に大きく寄与した。2代目シニア海外協力隊が2018年4月に着任したものの、治安の悪化により活動の継続が不可能となった。その後、治安が改善されたことから、改めて後任隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.教員に対する技術指導及び情報共有(特に駆動系、電子制御、ガソリン・ディーゼルエンジン等に関する知識)を行う。
2.学生に対する直接指導(最新技術、故障予防メンテナンス、駆動系メンテナンス/修理、テスター使用法等)を行う。
3.自動車整備課のカリキュラム改善に関する助言を行う。
4.授業観察を通して教員の指導力向上のため助言を行う。
5.現場で導入されている5S活動に関して助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般整備用工具一式、実習用車両(2000年式ヒュンダイ・ソナタ、2000年式トヨタ・ターセル、2000年式日産パトロール)、実習用エンジン(シボレー、ボルボ、ホンダ、メルセデスベンツ)、実習用変速機等
4)配属先同僚及び活動対象者
自動車整備科長:40代、男性、経験年数20年。
同僚教員:自動車整備士2名、30-40代、男性、経験年数13-17年。
活動対象者:1年生27名、2年生16名(16-30歳)。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員へ指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同配属先ではスポーツも盛んに行われており、特に野球の指導ができるとなお良い。住居はホームステイを予定。