2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24820A05)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
F111 経営管理
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

水産庁

2)配属機関名(日本語)

水産庁 サン・フアン・デル・スル漁業ターミナル

3)任地( リバス県サン・フアン・デル・スル市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

水産庁は、水産資源の適切な管理、水産物の安定供給の確保、漁業者の権利の保護、水産技術の向上等を所管する国家行政機関である。同庁が監督するサン・フアン・デル・スル漁業ターミナルは、水揚げ効率と漁獲物の鮮度向上により漁獲後の損失を軽減し、同港の漁獲物取扱量を増加させることを目的として日本の無償資金協力によって建設され(2007年に完成)、現在は漁港運営維持管理組織が運営している。運営費は施設使用料や氷・水産品等の販売によって賄っており、年間予算は約25万5千米ドル。水産庁には同ターミナル活性化を目的とした個別専門家派遣(2013-2017年)も行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ニカラグア政府は食料自給と外貨獲得の両面から、水産業を重要な産業と位置づけている。同ターミナルは、水産設備としてデッキ、荷捌き場、冷凍設備、製氷・貯氷室、漁船修理場、仲買人事務所、管理事務所、水産加工場を備えており、施設利用者は主に零細漁民や仲買人である。ターミナルが扱う水産品の約9割は処理、加工、冷蔵・冷凍保存を経ず販売されており、商品価値や保存性が低いことが課題となっている。また、前述の専門家の指導により、魚肉加工品の製造技術は一定程度習得したものの、商品の認知度が低く、流通ルートが確立されていないこともあり、売り上げは不定期かつ不安定である。そこで、隊員には水産品の販売促進、付加価値向上、商品管理等のノウハウの提供が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

漁業ターミナルにおいて以下の活動を行う。
1. 国内市場向けの水産品のマーケティング、付加価値向上等をテーマに同僚に対する助言を行う
2. 水産品のパッケージや保管方法の改善、長期保存が可能な方法を提案する
3. 年間販売計画の策定を支援する
4. 同僚とともに水産品販売のキャンペーンやイベントを企画・実施する
5. 同僚とともに水産品の流通ルートを確立する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品(机、椅子等)、PC(Dell)、販売促進やイベント出展の機材や道具(展示台、屋台、秤、シート等)、水産加工機材等

4)配属先同僚及び活動対象者

上司: 漁業ターミナル経営責任者、経験9年、男性、40代
同僚: 生産部門・販売担当者、経験10年、男性、30代
他、職員19名(総務、技術、安全、清掃担当等)
漁民約400名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への技術支援を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイを予定。