2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25117A03)
募集終了

国名
パナマ
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ベニグノ・トマス・アルゴテ中高学校

3)任地( チリキ県ボケテ ) JICA事務所の所在地( パナマ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パナマではすべての学校を教育省が所轄しており、各県に地域事務所をもって教育行政を掌っている。配属先であるベニグノ・トマス・アルゴテ中高学校は、中学校段階と高等学校段階を対象とする学校で、1859年創立。生徒数は1000名、教員数55名の大きな学校である。年間予算は40000ドル(教員給与を除く)。JICAでは、学校教育の改善のため、パナマ国内のいくつかの学校に、算数・数学教育、理科教育、環境教育のボランティアを派遣しており、この学校においても、2016年度1次隊の数学教育JVが活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パナマの数学レベルは中南米で低く、教育省にとって数学能力向上は重要な課題となっている。記憶に頼らず論理的に考える力を身につけさせることの重要性が指摘されているものの、まだ不十分なのが現実である。また、この学校は、先住民が多く住む地域に近いことから、多くの先住民の生徒が勉強しているが、先住民が住む地域の小学校の学力レベルは一般的に低く、特に数学の学習に困難が生じている。よって、基礎を復習しながら効率的に学習でき、かつ、生徒の興味・関心を引き出すことができる授業内容、指導法が必要となっている。現在派遣中のJVは指導法だけでなく、基礎学力の定着についても支援をしているが、中期的な支援が必要になることから、後任ボランティアの要請が出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下のような活動を中心に、教員及び生徒を対象とした活動を行う。

1. カウンターパートとともに数学の授業を行い、教育方法等改善についての助言・支援を行う。
2. 教員対象の研修会やセミナーを企画・実施する。
3. 授業観察、研修会後のモニタリングを行い、授業の質向上のための支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机など

4)配属先同僚及び活動対象者

数学教員:6人(40代)
カウンターパート:大卒女性(経験11年)。40代前半。
上司(校長):大卒女性(経験30年超)。50代後半。
ひとクラスあたりの生徒数は30から35人。指導対象学年はカウンターパートの異動により決まる。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学教員(数学))
    (高校教員(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】