要請番号(JL25717A02)
募集終了
5代目
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
地域看護サービス局カストリーズヘルスセンター
3)任地( カストリーズ郡カストリーズ ) JICA事務所の所在地( ロドニーベイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
保健省では全国9地域に分け、各地域にヘルスセンターを設置し、地域住民の第一次医療の充実を図っている。同センターでは、医師の診察、乳幼児健診、予防接種、成人病検診等を実施している他、地域看護助手(CHA:Community Health Aid)と呼ばれるスタッフによる在宅患者の訪問看護サービスを実施している。ボランティアは、セントルシア北部17箇所のヘルスセンターを担当する。現在、南部で活動するボランティア(理学療法士、作業療法士)を要請中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
セントルシアは、リハビリテーション人材の養成機関がなく、総合病院に2名の理学療法士が勤務するのみであり、地域リハビリテーションを支える人材は限られている。脳血管疾患に伴う麻痺や糖尿病に伴う四肢切断患者が多く、彼らの多くが経済的、物理的に病院のリハビリにアクセスが困難な地域が多いことから、訪問型リハビリテーションの需要は高い。理学療法士人材に限られていることから、引き続き訪問リハビリだけでなく、将来派遣される南部の理学療法士や作業療法士と共同で患者家族や介護者、地域保健助手に対する簡単なリハビリの指導が必要なことから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
首都のヘルスセンターを拠点に地域保健助手(CHA)と地域内のヘルスセンター及び訪問先を巡回しながら、以下について実施する。
1.南部で活動する(募集中)ボランティアと連携し、患者の家族や介護者、地域保健助手等を対象としたワークショップを開催する。
2.患者を訪問し、リハビリを実施する(対象は脳血管疾患による麻痺、糖尿病による四肢切断等が多い)
3.患者の家族や介護者、地域保健助手への簡単なリハビリ指導と助言を行う。
4.その他障害者のQOLを高めるための活動等、配属先が求める業務を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ヘルスセンターには理学療法専用の施設や設備はない。車いすや松葉杖等は福祉団体等から有料・無料で患者自身が手配しているのが現状である。
4)配属先同僚及び活動対象者
スーパーバイザー(看護師):女性 1名50歳代
看護師3名 30-50歳代(経験15-40年)
地域保健助手:4名20-50歳代(経験2-30年と幅広い)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)