2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL25718B01)
募集終了

国名
セントルシア
職種コード 職種
C108 土壌肥料
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林水産省

2)配属機関名(日本語)

国家疫病診断センター

3)任地( カストリーズ郡ユニオン ) JICA事務所の所在地( ロドニーベイ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家疫病診断センターは、EUの支援(約3.6億円)により2018年に新設されたセンターで、セントルシア国内の農産物・畜産物における幅広いデータ収集・分析を強化することで、更なる生産性の向上や商品開発、農業政策の強化に取り組む計画である。同センターへのJICAボランティアの派遣実績はないが、2018年4月に終了したJICA広域技術協力プロジェクト(カリブ地域における漁民と行政の共同による漁業管理プロジェクト)や水産局で実施されている大学連携ボランティア派遣事業を実施している関係上、農林水産省との繋がりは深い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同センターはEUから巨額な支援を受け、建物から研究機材まで新規整備することができたが、それに伴いスタッフも農産物部門だけで26名の追加雇用が必要となっている。現在勤務中のスタッフだけでは、新規スタッフに対する指導が十分であるとは言い難い事や、現行の農業政策(2017-2021)で掲げている、農業研究や農産物の生産や生産性の向上に取り組むべく、現地スタッフへデータの分析方法等も助言して欲しいとの依頼があり、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.セントルシア全域において、主に農地土壌の性質(物理的、化学的性質、生物的)を調査し、データを収集、分析する。土壌収集のため、フィールドワークが必須となる。
2.土壌分析結果を元に農業関係者だけでなく、必要に応じて建築関係者、水文学者、自然保護関係者等に対して助言する。
3.センター内のスタッフに対し、OJTを通して、調査手法、データ収集・分析方法について指導する。
4.農民に対し、その土地に適した肥料について指導する。必要により、ワークショップを同僚と一緒に実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

導電率計、バリアン分光光度計、原子吸光分析計、炎光度計、近赤外分光計、自動ピペット、遠心分離機、マッフル炉、pH測定器、蒸留装置等

4)配属先同僚及び活動対象者

・同センターは①農産物部門(スタッフ18名)と②家畜部門(22名)に分かれている。農産物部門では、新規26名のスタッフを採用する計画である。スタッフの多くが短期大学又は大学卒業者(20歳代から50歳代)
・農民(セントルシア全域)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:研究機材の知識が必要なため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動対象者が幅広いため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】