2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL26018A02)
募集終了

国名
セントビンセント
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民動員・社会開発省

2)配属機関名(日本語)

セントビンセント障害者協会
NGO

3)任地( キングスタウン ) JICA事務所の所在地( セントルシア国 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1987年に設立された国内唯一の障害者協会で、会長自らも下肢障害者である。現在約80名の障害者が同協会に登録している。年間予算は約40,000米ドルであるが、多くが事務所賃貸料の支出となるため、不定期に啓発イベントやクリスマスランチ等の募金活動を実施することで、運営を支えている。これまでJICAボランティアが派遣された実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は国内唯一の障害者協会として1987年に設立され、30年以上活動を行っているNGOである。政府からの支援金が年々削減され、支援金の多くが事務所家賃の支出であることから、不定期に募金活動を実施しながら運営を支えている状況である。プログラムオフィサーもここ4年程雇用できていないため、日常のプログラムや障害者の自立を支援する職業訓練(菓子作りや手工芸等)も実施されなくなった。障害者の多くが失業者であることから、同協会へ通う事が出来ない障害者が多く、クリスマスランチ等の年1回実施されるイベントも参加できない人もいる。プログラムコーディネーターが配置されている時代は、タクシー代が払えない障害者に対しても自宅でマフィンや手工芸品を作り、自立促進を支援していた。同協会から製菓や手工芸の指導、日常のアクティビティを計画・実施することで、同協会を活性化して欲しいと要請を受け、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

障害者協会において、以下の活動を支援する。
1.障害者に対し基本的なパンやお菓子作り及び新たな手工芸品の提案・指導を行う。
2.お菓子作りや手工芸品の品質の向上を図るとともにできれば啓発活動イベントで販売したり、販路開拓を支援する。
3.日常のアクティビティプログラムを考案、実施する。
4..交通手段が確保できない会員に対しても、自宅で実施可能なお菓子作りや手工芸品の製作等を指導することで、社会参加や自立促進に寄与する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

冷蔵庫、ミキサー、オーブン、ミシン等、簡単な料理や裁縫が可能な道具

4)配属先同僚及び活動対象者

協会会長:50歳代、女性(下肢障害のため、車いす)、会長経験12年目
秘書:20歳代前半、女性
約80人の障害者が同協会に登録されている。
障害者の年齢層は18歳以上から高齢者まで様々
視覚障害者は視覚障害者協会のメンバーになっているため、肢体不自由者が多い

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:即戦力が求められるため

[参考情報]:

 ・作業所等でお菓子作りや手工芸等の指導経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員への支援は基本的にJICAセントルシア事務所から行う。