要請番号(JL30616A21)
募集終了
3代目
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
日本・ボリビア国立医療技従者養成校(コチャバンバ)
3)任地( コチャバンバ県コチャバンバ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は1982年に日本の無償資金協力により建設された医療技術者を養成する公的機関であり、医療従事者に対する卒後教育や他県の医療技術者養成校を技術的に指導・監督する位置づけにもあり、カリキュラムの改定作業を行う役割も担っている。また、エックス線や血液検査等、市民に向けた医療サービスを提供しており、この診療報酬で運営管理経費等を賄っている。学校全体の年間予算は約88万ドル。その内、「エックス線中級技師養成科」の予算は12万7千ドル。これまでスペイン、UNICEF等からの援助受入実績がある。また、近年日本の草の根無償資金協力により全脊椎撮影装置と乳房撮影のデジタル化システムが導入された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校は、医療従事者に対する卒後教育や他県の医療技術者養成校を技術的に指導・監督する位置づけにもあり、カリキュラムの改定作業を行う役割も担っている。授業は月曜から金曜までの午前8時から午後2時まで、現在約25名の生徒が在籍している。前任者達(平成22年度4次隊・平成24年度4次隊)は、同校の「エックス線中級技師養成科」にて、指導内容やカリキュラム改善の他、診療放射線技術の実践マニュアルの作成に取り組んできた。当国には、この分野のマニュアルが未だ存在せず、教育現場・医療現場の両方で活用できる参考書として大いに期待されている。後任には、 必要に応じ同マニュアルの改訂を行いながら、国内における活用・普及を支援すると共に、日常的な技術指導に加え、保守管理や軽微な修理についても指導を行い、生徒がOJTを行う医療機関における巡回指導への同行も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
エックス線中級技師養成科の学生及び講師に対し、下記の業務を行う。
1. 実践マニュアルの活用、普及、改訂
2. 日常的な操作や適性管理、保守、軽微な修理の指導
3. 教育実習先の医療機関における生徒への巡回指導支援 等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般撮影装置(立臥位ブッキーAEC無・東芝)、乳房撮影装置(SIEMENS MAMOMATO1000)、自動現像機(kodak)、CRシステム(画像モニタ・AGFACR30X)、歯科用パノラマX線装置
4)配属先同僚及び活動対象者
エックス線中級技師養成科教員(40代男性1名、および40代女性1名、共に実務経験20年以上)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(診療放射線技師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務に基づいた助言がもとめられる
[参考情報]:
・放射線機器管理士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)