2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30616B09)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

カンデラリア保健所栄養改善指導室

3)任地( オルロ県オルロ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、一般内科、外科、小児科、産科の各診療科の他、栄養改善指導室が設置されている一次医療機関。公立のため医療費が低く設定されていることから、地域の住民の中でも貧しい人々の利用が多い。栄養改善指導室では、保健所の乳幼児定期健康診断で低体重、栄養不良など発育に問題が見つかった子どもやその母親に定期的な栄養指導を行い、身長・体重測定、視診、問診、及び日々の食事に関する指導、また毎日の栄養に国から配賦される栄養補助食品の適切な与え方についてのアドバイスなどを行っている。また、母親学級で子どもの栄養に関するワークショップなども開催している。現在栄養士JV1名が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

オルロ県は国内他県と比較して貧困層の割合が大きく乳幼児死亡率や妊産婦死亡率も高いことから、母子保健への支援が喫緊の課題とされている。当国保健・スポーツ省は、乳幼児の栄養改善及び健康な発育を目的として各保健所・診療所に「栄養改善指導室」を設置するよう国内の全県保健局へ指導しているが、現実には予算不足により多くの診療所で栄養士が配置されていない状態である。配属先であるカンデラリア保健所の栄養改善指導室は、同じ地域の他の保健所・診療所と比べて熱心に事業を行っており地域の母親たちからの評判も高いが、職員たちは子どもの健康な発育を支援するため、乳幼児のそれぞれの月齢・年齢に合わせた検査を行い、家庭における子どもへの働きかけや遊びについてのアドバイスや、治療が必要な子どもの発見のためのスクリーニング方法についても学びたいとして、ボランティアを要請するに至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚職員らが自分たちで以下の活動ができるようになることを目指し、共に活動しながら指導・支援を行う。
1. 栄養改善指導室を定期受診する乳幼児に対する発育・発達検査の実施
2. 地域住民に対し、母親学級などを通じた子どもの健康的な発育・発達に関する啓発活動
3. 乳幼児を持つ家庭への訪問
4. 日本の乳幼児健診の紹介
5. 発達・発育検査に必要なチェックシートや啓発活動で使用する教材などの整備
6. 適切な発達検査を行うための環境整備に関するアドバイス

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

診察室、発達検査室、調理室

4)配属先同僚及び活動対象者

栄養改善指導室 同僚(①栄養士、業務年数7年、男性、30代 /②ソーシャルワーカー、業務年数15年、女性、40代)
その他保健所職員(所長1名、医師4名、看護師3名、地域保健担当者1名)
インターン学生 約50名
母親学級参加者 約100名
対象地域住民 約13,000名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導的役割が期待されるため

[参考情報]:

 ・乳幼児健診の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-5~20℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】