要請番号(JL30617A01)
募集終了
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
グアテマラ小学校
3)任地( ラパス県ラパス市 ) JICA事務所の所在地( ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラパス市に位置する公立小学校で、1-6年生(6-12歳)の児童約300人(2016年11月現在)が通学している。教員数は18人で、各学年2クラス、1クラスの平均人数は約25人である。年間予算は全て教育省から配賦されているが、使途が限定されているため、学校の権限で使用できる予算は、保護者から徴収する少額の教材費のみである。同校はJICA「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」の研修を受けた帰国研修員が校長として勤務し、また同教員、校長を始めとした教員の協力体制も整っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボリビアでは、貧困削減戦略の一環として教育分野での改革が重要な位置を占めている。1994年に教育改革が打ち出されて以来、初等教育における就学率の向上については一定の成果が出つつある。他方で、教育カリキュラムの整備不足、教員の指導力不足などが原因となって、現場レベルでの課題は依然として多い。
JICAが2003-2010年に実施した「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」では、教育の質的改善を目指して「子どもが主役の学習」というコンセプトを掲げ、現場教員の能力向上を図るべく、様々な取り組みが導入された。本件要請先の学校では、公開授業や研究発表会などの実施を通じた同校教員全体の指導力が、前任ボランティア(平成25年度1次隊/小学校教育)の活動により飛躍的に向上したが、本後任要請において授業の質を更に高めたいとし、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同校に対し、以下の支援を行う。
1. 教員に対し、指導案・授業計画の作成、同校のレベルに合った適切な教科指導の手法、技法を紹介し、教員らが授業で活用できるよう支援する。(特に算数教育に注力)
2. 授業研究、校内研究の実施を支援し、教員に対してアドバイスを行う。
3. 他校にて勤務する帰国研修員やPROMECA研修教員と協働し、公開授業及び研究発表会の機会を企画し、学校間での情報交換や意見交換を促進する。
必要と余力に応じ、同校と同じ建物で午後に授業を行うモデスタ・サンヒネス小学校や同地区の小学校へも支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、TV、プロジェクター、デスクトップパソコン
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート : 1名
校長(大卒、50代、実務経験22年)
他、教員18名(30-50代)
児童300名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員への指導も必要となる為
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(10~20℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)