要請番号(JL30617A03)
募集終了
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マリスカル・スクレ教員養成高等学校
3)任地( チュキサカ県スクレ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
スクレ市に位置する教員養成校で、教育法070が定める全12の学科中、8つの学科(自然科学/物理・化学/体育/人文科学/哲学/図画工作/音楽/幼児教育)を有する。教師数は35名で、学生数は482名程。教員養成課程は5年間で、修了時に学士が取得出来る。幼児教育学科には教師が4名所属しており、同学科は就学前の子供(3-5歳児)を対象とし、現在91名の学生が就学している。年間予算は全て教育省から配賦されているが、使途が限定されているため、学校の権限で使用できる予算は少額の教材費のみである。同校はJICA帰国研修員が教務主任として勤務しており、特に幼児教育は教員の協力体制も整っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボリビアでは、貧困削減戦略の一環として教育分野での改革が重要な位置を占めている。1994年に教育改革が打ち出されて以来、初等教育や就学前教育における就学率の向上については一定の成果が出つつある。他方で、教育カリキュラムの整備不足、教員の指導力不足などが原因となって、現場レベルでの課題は依然として多い。特に幼児教育は初等教育に比べ、教師の技量不足など未だに課題が多いのが実情である。
JICAが2003-2010年に実施した「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」では、教育の質的改善を目指して「子どもが主役の学習」というコンセプトを掲げ、現場教員の能力向上を図るべく様々な取り組みが導入された。こうした取り組みが帰国研修員の教務主任を通じて同校に紹介され、今般同校教員全体の指導力を向上させることで当地における幼児教育の質を高めたいとし、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力し、以下の活動を行う。
1. 幼児教育の現場を巡回し、担当地域の幼児教育の現状や子供を取り巻く状況を把握する。
2. 子どもの主体性を大切にした活動(遊び)の教材・遊具を紹介する。
3. 保護者や他園の幼稚園教諭向けに勉強会や運動会等のイベントを企画・実施し、地域全体の指導力の向上を
めざす。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、TV、プロジェクター、DVDプレーヤー、テレビ、
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート : 2名
教員(大卒、50代、実務経験31年)
教員(大卒、40代、実務経験24年)
教員35名(20-50代)、内幼児教育学科4名
学生482名、内幼児教育学科91名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(保育士)
(幼稚園教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員への指導も必要となる為
[参考情報]:
・保育士は幼児クラス経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~20℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)