【配属機関概要】

3）任地（ サンタクルス県サマイパタ市 ） JICA事務所の所在地（ ラパス県ラパス市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 5.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ボリビア第二の都市サンタクルスから南西に約120km、アンデス山脈の山麓に位置するサマイパタ市は、ボリビアで数少ないユネスコ世界遺産(文化)に登録されているサマイパタの砦(とりで)をはじめ、近隣にはアンボロ国立公園を有する同県の観光重要拠点である。また、気候のよさから保養地としても知られ、外国人観光客も多い。配属先となるサマイパタ市役所は、雇用促進、文化・遺産の継承、森林保護等の事業を運営しているが、最近では市内の環境美化活動やスポーツを通じた青少年の健全育成にも力を入れている。人口は、約1万人、2016年の観光・文化課の予算は約14400米ドル(約150万円)。

【要請概要】

1）要請理由・背景

サマイパタの砦(とりで)「エルフエルテ」は、1998年にユネスコ世界遺産(文化)に登録された観光名所である。近隣には、アンボロ国立公園もあり、気候のよさから保養地としても知られ、治安の良さも手伝って外国から移り住んだ人も多い。そのため、オシャレなカフェやレストランも点在し、旅行客からの評判も高い。また、サマイパタでは野菜等の有機栽培が盛んであり、ワインと有機野菜を使ったレストラン等、アイデア次第で観光客の増加を見込める素地がある。市役所の観光・文化課では、観光業振興に力を入れようとしているものの、観光客誘致のための具体的な実行計画を有していないため、その礎となる市場調査を行う青年海外協力隊(コミュニティ開発JV)が要請された(2017年10月派遣予定)。本案件は、コミュニティ開発JVが作成支援を行う観光業振興に係る5か年計画において、実施管理支援を行うことが期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。

1.観光業振興に係る5か年計画の実施管理支援(2017年10月派遣のコミュニティ開発JVが作成支援を行う予定)
2.ホームページ及びその他観光資料(街歩きマップ等)の作成支援(グラフィックデザイナーと協働、西訳⇔和訳含む)
3.観光に係る新規アイデア(イベント等含む)の計画・実行支援 等

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、その他事務用品等

4）配属先同僚及び活動対象者

市役所職員数46名

事務局長 (50代、男性)
観光・文化課(30代、男性)
情報処理(40代、男性)
グラフィックデザイナー(30代、男性)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・観光マーケティングの経験

【地域概況】

【特記事項】