2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30618A07)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ブラジル・ボリビア産業職業訓練校

3)任地( ラパス県エルアルト市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

・同校は2008年に設立された職業訓練校で、教育省の傘下にある教育機関である。独自予算は年約1.2万米ドル。
・同校は7学科(産業情報学科/電気機械科/電子医学科/土木科/繊維学科/天然ガス・石油学科冶金・製鉄・鋳造学科)を有し、学生数約900名、教員数64名が在籍。産業情報科では、主にオートメーション化による管理プログラムの知識獲得が最終目標となっている。授業時間は8:00-13:00、6セメスター制(3年間)で上級資格を取得。同校へのJICAボランティア派遣はこれが初めて。同校校長は、ラパス県の職業訓練校ネットワークの議長を努める。

【要請概要】

1)要請理由・背景

・ボリビアでは、2016年に全国職業訓練校ネットワークが設立された。本ネットワークはスイスの支援で始まったもので、全国で20の職業訓練校が名を連ねる。ラパス県内では本要請元を含む5つの職業訓練校が加盟しており、教員の研修や学生の交流など、様々な情報交換を通じた教育の質的向上を目的として設立された。
・本要請は、同ネットワーク加盟の他校への巡回研修や他校の教員・学生に対する研修も視野に入れている。
・近年ボリビアにおいても、機械のオートメーション化が進んでおり、このニーズに対応すべく、要請元においては産業情報学科に力を注ぎ、現在約161名の学生と9名の教員が在籍している。しかしながら当国における本分野は発展途上で指導者が不足してるため、カリキュラムや指導方法、指導内容も改善が必要であるとして、今般の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚教員と協働し、実習カリキュラムの見直し、及び実習を含んだ授業内容の改善を提案する。
2.教員のPLC(プログラマブルロジックコントローラ)プログラムやSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)プログラムに関する知識の補充(学生に対する補習授業の実施及び教員に対する研修の実施)
3.同校のインフラ設備、機材整備状況の分析及び評価、並びに改善についての助言。
4.職業訓練校ネットワークに加盟している他校との連携強化、巡回研修等の実施。
5..連携のある民間企業への視察及びニーズ調査。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、PC、産業機械科所有機材(配電盤、PLC(SIEMEN社製)等)

4)配属先同僚及び活動対象者

1.産業情報科教員:30代、情報処理修士、実務経験8年
2.産業情報科教員:30代、産業情報修士、実務経験10年
その他産業情報科教員7名:30-40代前半、大卒(修士有り)、実務経験5-12年
産業情報科学生:161名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)理系 備考:専門的知識が必要となるため。

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への指導を伴うため。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~15℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

高地(4,000メートル)での活動となる。