2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30618A15)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ビルヘン・ニーニャセンター協会
NGO

3)任地( ラパス県エルアルト市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は社会的弱者救済を目的として1993年に創立されたカトリック系の団体で、現在障害児(生後6か月~15歳)に対する教育サービスを提供している。同協会の勤務時間は8時半-16時半で、午前中には幼稚部の運営に加え、特別支援教育の学校(185名が在籍)、及び通常学校(30/150が軽度な障害児)を経営している。教員数は特支校が22名、通常校が11名。午後には185名と30名の子供たちが「尊厳のある生活」を送れるための生活(技術・職業)訓練が実施されている。午後の講師は10名。年間予算は約36万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

・配属先は25年の実績ある協会で、社会的弱者救済のために支援を実施する団体である。今般、ドンボスコグループ(これまでにボランティアを派遣複数)※から紹介があった優良慈善団体で、同グループとも提携している。
※カトリック(サレジオ会)系のグループで、世界各国で学校教育を実施している。
・同団体は、幼稚部、特支小学校、通常小学校の運営に加え、午後の訓練校を円滑に運営するため、医師、心理士、栄養士、理学療法士等の専門職を雇用しており、ボリビア国内における先進的な障害児・者支援を展開している。
・運営については安定しているが、同団体は毎年改善を目指して様々な試みを実施しており(例えば2017年より12歳~15歳の受入を開始し、理学療法士も3名に増員するなど)、JICAボランティアについても、異なった角度からの提案や助言が団体の実施するプロジェクトに寄与すると考え、今般の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先の運営全般(特に幼稚部と特支学校及び午後の訓練)を観察し、課題や改善案について毎週金曜日の研修会を活用し、全体に共有する。
2.各教員が障害のある児童・生徒に対し適切な実態把握や発達診断ができるよう提案を行う。
3.図工などで、子どもたちの自発的な表現力を伸ばすことができるような授業になるよう助言を行う。
4.子どもの障害の種類や程度に合わせた教材の開発について、提案を行う。
5.医師や心理士などの専門職と協議し、現行の支援体制についての見直し及び改善案の提案を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、PC、印刷機、プロジェクター、スキャナー、ネット環境

4)配属先同僚及び活動対象者

教育課長:実務経験20年、40代、大卒(特別支援教育)
教育コーディネーター:実務経験10年、30代、大卒(心理学科卒)
その他職員65名(20代後半-40代前半)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・障害のある幼児や特支教育に関わった経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地地中海性気候) 気温:(5~15℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

高地(4,000メートル)での活動となる。