要請番号(JL30618B07)
募集終了
3代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
コチャバンバ野球・ソフトボール協会
3)任地( コチャバンバ県コチャバンバ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ボリビア第3の都市コチャバンバ県の野球の発展・振興を目的とし、同県にあるチームのとりまとめを行っている。同協会は全国大会(年齢別)の企画・運営などを行い、同国でまだマイナースポーツである野球の普及に貢献している。年間予算は約3500米ドル(2017年/野球・ソフトボール合算)。野球隊員を2名受け入れている経験があり、ソフトボール隊員を2018年度春募集で要請した。現在活動中の野球隊員はチームでの技術指導のほか、野球の普及活動および健全な青少年の育成のため、同市内の学校を巡回し、体育の一環として野球の指導を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同協会は毎年複数回の全国大会の開催、野球の発展・振興に努めているが、同国ではマイナースポーツであるため、野球先進国の指導方法と比較すると大きなレベルの差がある。また、同連盟の予算上、外部の指導者を常駐させて技術指導を依頼することは難しい状況にあり、現地の指導者達はボランティアで指導を行っている。連盟としては理論および指導技術の向上のために様々な努力をしているが、技術レベルの底上げを行うには国内の人材のみでは限界があり、指導法や練習法の改善のため野球先進国である日本の経験と知識を求めて本要請が出された。指導対象選手は小学生から成人までの全てのカテゴリーで、全てのポジションに関して指導出来る人材が求められている。また、技術指導の内容も基礎的な技術指導から、代表選手の育成まで多岐に渡った活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先において以下の活動を行う。(主な活動先:コチャバンバ県野球・ソフトボール協会)
1. コーチとともに選手達への技術指導を行う(月~金、15時~17時30分、18時~20時)
2. コーチ達へ練習方法の指導・提案を行う(バッティング、ピッチング、守備)
3. 学校を巡回し、体育の時間に野球を実施し、野球の普及活動および健全な心身の育成を行う。
4. 国内大会並びに国際大会の開催・運営を支援する。
[国内大会:17歳以下、15歳以下、11歳以下(1回/年)、17歳以上(2回/年) 国際大会2回/年]
※場合によってはソフトボールの指導も求められることがある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
野球場、野球用具一式(硬式)、バッティングゲージ、ピッチングマシーン、集球ネット
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート2名(40代男性コーチ)、協会事務(30代女性)
11歳以下 : 約15名 12~15歳 : 約15名
16~19歳 : 約15名 20歳以上 : 約60名
※国際大会参加時は国内代表チームも指導
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:選手・コーチへの技術指導のため
[参考情報]:
・投手経験があれば望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2016年から2020年までの福岡大学との連携事業(野球短期ボランティア派遣)の活動先の一つでもある。
コチャバンバでは2週間弱の滞在となる福岡大学短期ボランティアとの協力が求められる。