要請番号(JL30618B11)
募集終了
3代目
・2019/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
開発企画省公共投資海外金融次官室
2)配属機関名(日本語)
サンフアン日本ボリビア協会
日系社会
3)任地( サンタクルス県サンフアン市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は移住地の日系団体で、学校運営、診療所運営、ガソリンスタンド運営、道路維持管理等を行っている。ボランティアの活動先であるサンファン学園は1955年に設立され、その後制度改革や学園の統廃合、また管理者の交代などを経て、1987年にボリビア国教育省と教育協定を結んだ。現在は当国の教育法に則り、地域にあったプログラムで学習指導が行われている。同学園は初等科1年~中等科2年で構成され、午前中に西語カリキュラム、午後に日本語クラスを実施しており、全校児童生徒約300名が在籍する(日本語クラス児童生徒は137名:2018年5月現在)。学校運営年間予算は約10万米ドル(2018年)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同学園の児童生徒は、午後に継承日本語クラスと普及クラスに分かれ、前者は国語教科書を使用した国語教育、後者は日本語教育教科書を使用した日本語教育を受けている。現在日系日本語学校教師ボランティアが2代続けて派遣されており(2017年度1次隊NJVが2019年6月まで活動予定)、日本語教育に関する知識や指導力向上に一定の効果が顕れ、普及クラス用カリキュラムや指導案は現地教師間で定着しつつある。他方、国語教育と日本語教育の中間に位置する継承日本語については、国語教科書をベースとした独自の教材開発とこれを用いた授業形態の確立が、日系子弟の段階的な日本語能力低下に合わせて求められている。係る状況の中、国語教育の経験を有する小学校勤務経験者ボランティアの派遣が要請されるに至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
日系移住地内の学校において、同僚教師らと協働し、以下の活動を実施する。
1. 小学校の国語教科書をベースとした、日本語能力の維持や向上を目的とした日本語継承用の教材研究及び開発。
2. 新たに開発された教材を用いた教員間の勉強会や研究授業の実施(国語教育に準じた授業形態を想定)。
3. 学校行事への参加や日本文化イベントの企画及び実施に係るサポート。
4. (余力と能力に応じ)西語カリキュラム内での音楽指導、情操教育指導、特別支援教育等へのサポート。
5. 同国他地域に所在する日本語学校や日系校の好事例等を情報収集し、運営委員と共に配属先校の運営強化を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター(共同)、テレビ、DVD等
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長、小学校教員6名、理科教師1名、算数教師1名、体育教師1名、スペイン語1名、日本語教師6名、幼稚園教諭3名及び補助要員各1名
指導対象(午後):初等科1年~中等科2年:137名
生徒のレベル:日本語での日常会話可能(一部除く)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:国語教育の経験が必要となるため
[参考情報]:
・日本語教育に関する知識があると望ましい。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動、日常生活での使用言語は主に日本語だが、西語カリキュラムでは西語も必要となる。